●指をくわえる【ユビヲクワエル】
デジタル大辞泉
指(ゆび)をくわ・える
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
ゆび【指】 を くわえる
① うらやましがりながら、手出しができないでいる。空しく傍観する。また、なすことなく引き退く。
※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉五七「はアさうでございますかと指をくはへて引込む事は出来ぬ」
② 恥ずかしそうにする。きまりわるそうにする。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上「呼れて祖母も一時に千年を延ぶる門松の、影に隠るる難与平、ゆびをくはへて這出る」
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