@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

挿絵【さしえ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

挿絵
さしえ
イラストレーション」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

さし‐え〔‐ヱ〕【挿(し)絵】
新聞や雑誌の紙面に挿し入れる、記事に関連のある絵。読み物などの文章に添えられる絵。挿画(そうが)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

さしえ【挿絵】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

挿絵
さしえ
記述内容への関心や理解を深めるため、新聞、雑誌、書物などの文中に挿入される絵。イラスト(illustrationの略)とほぼ同義だが、一般には、文章と直接つながりがあり、しかも絵画的性格の強いものをさす。写真図版、カットや口絵とは区別される。
 挿絵の歴史は、書物の歴史とともに始まる。古代エジプトのパピルスの巻物、とくに『死者の書』には、冥界(めいかい)の情景が記され、その内容が詳細に描かれている。ギリシア・ローマ時代には冊子本の形式が生まれ、挿絵も現在の形に近づくが、例は少ない。中世以降、キリスト教の発展とともに、聖書、福音書(ふくいんしょ)などに挿絵をつけることが一般化し、専門の挿絵画家も生まれた。金、銀、岩絵の具を用い、細い筆で入念に描かれたこれらの挿絵(ミニアチュール)は、芸術的にも高く評価される。ジャン・フーケ、ランブール兄弟などは、挿絵画家としてとくに名高い。
 またイスラム世界では、歴史や文学に加えて、医学、数学、天文学など科学書に優れた挿絵が描かれた。バグダードのアッ・ジャザリーの『機械装置の知識』(1206ころ)の多くの挿絵は、この種の代表的な例である。
 印刷術の発明によって、挿絵は木版、石版、銅版などによって印刷されるようになり、その形式も大きく変わった。初期の印刷は単色であったので、印刷後に手で彩色することも広く行われた。また、経典や祈祷(きとう)書のみでなく、歴史書や文学書に挿絵を加えることも一般化し、単なる情景説明にとどまらず、登場人物の心理描写にも関心が払われるようになった。この種の先駆的な作例として、未完ではあるが、ルネサンスの大画家ボッティチェッリの描いたダンテの『神曲』がある。この傾向は近世に至ってますます強まり、たとえばギュスターブ・ドレやウィリアム・ブレークの『失楽園』『神曲』、ビアズリーの『サロメ』『アーサー王の死』などの名作が生まれた。
 日本における挿絵の歴史は、奈良時代にまでさかのぼりうる。その多くは中国からの伝来あるいは模本と考えられるが、いずれも仏教の教典に施されたものである。現存する最古の例と考えられる『絵因果経』の場合では、経文の字句と絵とが巻物の上下に並行している。平安時代から鎌倉時代にかけてつくられた絵巻の絵も、一種の挿絵と考えることができるが、今日ではむしろ独立した絵画として鑑賞されている。室町時代以後、たとえば御伽草子(おとぎぞうし)などのようなより庶民的な読み物が生まれ、挿絵もそれに即した性格を強めていった。江戸時代に活版技術が導入されると、挿絵はさらに発達し、いわゆる赤本、黄表紙などの大衆本が生まれ、物語作者と挿絵画家の合作も広く行われるようになった。挿絵が、文字の読めない人々にも、書物に対する親近感をおこさせた事実は重要である。
 明治になって新聞、雑誌が大量に刊行されるようになると、小説や読み物には多くの場合挿絵が要求されたために、その需要が急激に増大した。すでに美術界で名をなした画家たちがこれらの挿絵を担当することも多かったが、別に、挿絵によって名声を得た画家も生まれた。大正・昭和にかけて活躍した竹久夢二、岩田専太郎、小村雪岱(せったい)らはその好例で、いずれも個性的な、しかも大衆の情感に直接訴える、わかりやすい表現形式を特色としている。[友部 直]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

図書館情報学用語辞典

挿絵
狭義には,図書や雑誌,新聞などの解説を補うためや興味を持たせるために挿入される絵.広義には,写真や地図なども含む. 

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

さし‐え ‥ヱ【挿絵】
〘名〙 新聞、雑誌、書物などの文中に添えた絵。挿画(そうが)
※人情本・英対暖語(1838)初「築山泉水の春景色は、さし絵にゆづりて文にならべず」
※読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九「出像(サシヱ)は婦幼の与(ため)にして、和漢稗史の花なれども、是ある故に作者の趣向をはやく知らるるをいかがはせむ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

挿絵」の用語解説はコトバンクが提供しています。

挿絵の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation