●掛け詞【カケコトバ】
デジタル大辞泉
かけ‐ことば【掛け▽詞/懸け▽詞】
一つの言葉に同時に二つの意味をもたせる修辞法。「立ち別れいなばの山の峰におふるまつとし聞かば今帰り来(こ)む」〈古今・離別〉の歌で、「いなば」に「立ち別れ往(い)なば」と「因幡(いなば)の山」の意味が、また「まつ」に「松」と「待つ」の意味が含まれている類。和歌・謡曲・浄瑠璃などに多くみられる。
出典:小学館
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