●摂大乗論【しょうだいじょうろん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
摂大乗論
しょうだいじょうろん
Mahāyāna-saṃparigraha-śāstra
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デジタル大辞泉
しょうだいじょうろん〔セフダイジヨウロン〕【摂大乗論】
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世界大百科事典 第2版
しょうだいじょうろん【摂大乗論】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
摂大乗論
しょうだいじょうろん
仏教書。インド仏教瑜伽唯識(ゆがゆいしき)説の大成者無著(むじゃく)の代表的著作。サンスクリット原典は散逸したが、仏陀扇多(ぶっだせんた)、真諦(しんだい)、達摩笈多(だつまぎゅうた)、玄奘(げんじょう)による漢訳4本、さらにチベット訳が現存する。大乗仏教の精髄を唯識説の立場から10章にまとめて示した論典。中国では、玄奘訳以前に真諦訳がもっともよく流布し、これを中心に摂論(しょうろん)宗がおこった。649年(貞観23)完了の玄奘訳が現れてからは、これが真諦訳にとってかわり、法相(ほっそう)宗ではもっとも基本的な典籍の一つとして盛んに研究された。
[袴谷憲昭]
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精選版 日本国語大辞典
しょうだいじょうろん セフダイジョウロン【摂大乗論】
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