●摂津職【せっつしき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
摂津職
せっつしき
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デジタル大辞泉
せっつ‐しき【摂津▽職】
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世界大百科事典 第2版
せっつしき【摂津職】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
摂津職
せっつしき
古代律令(りつりょう)国家の地方官司。摂津国には国司を置かず、摂津職がその管治にあたった。そのほか、遅くとも天武(てんむ)朝(672~686)に成立した陪都(ばいと)、難波(なにわ)京を所管し、主都における左右京職に相当する行政機関でもあった。大夫(かみ)、亮(すけ)、大進(だいじょう)、少進、大属(だいさかん)、少属で構成し、大夫は国司と違って、市(いち)、度量、道橋などをつかさどった。677年(天武天皇6)初めて丹比公麻呂(たじひのきみまろ)を摂津職大夫に任じたのは、難波京の成立に伴う摂津職の設置を示す。さらに津済(しんさい)、上下公使、舟具を管し、当時のもっとも重要な海関、難波津(なにわのつ)の往来を監察した。8世紀末、長岡・平安京の造営が始まり、また神崎川が開通して、難波京が廃されると、793年(延暦12)摂津職は摂津国司に改組された。
[八木 充]
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精選版 日本国語大辞典
せっつ‐しき【摂津職】
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旺文社日本史事典 三訂版
摂津職
せっつしき
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