●操り【アヤツリ】
デジタル大辞泉
あやつり【操り】
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世界大百科事典 第2版
あやつり【操り】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
操り
あやつり
一般的には物や人を巧妙に操作することをいうが、とくに人形芝居に関する用語が多い。操狂言(あやつりきょうげん)、操芝居、操浄瑠璃(じょうるり)などで、それらを単に操りということもあった。操座といえば人形芝居を興行する一座、または小屋(こや)(劇場)をさした。その人形を操人形といったり、操る人を操方(あるいは操師)、舞台を操舞台、大道具類を操道具というように、操興行の事物に関する関連語を多く派生させている。からくり興行またはからくり応用の舞台を操機関(あやつりからくり)といった。糸操りの分野では操板(手板)、操糸の用例がある。操人形の動作ぶりを歌舞伎(かぶき)の所作事(しょさごと)にうつしたものに『操(あやつり)三番(さんば)』がある。なお人形芝居以外では、操身上(しんしょう)、操相場などの用語がある。
[西角井正大]
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