●操業短縮【そうぎょうたんしゅく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
操業短縮
そうぎょうたんしゅく
reduction of operation; curtailment of operation
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デジタル大辞泉
そうぎょう‐たんしゅく〔サウゲフ‐〕【操業短縮】
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世界大百科事典 第2版
そうぎょうたんしゅく【操業短縮】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
操業短縮
そうぎょうたんしゅく
reduction of operation
企業が不況や販売不振などの苦況に対処するため、生産活動を縮小すること。操短と略称する。その方法は、短期的なものと長期的なものに大別される。短期的操短は、操業度(設備稼働率)を落とす方法によるが、それにはさらに、8時間操業を6時間操業にするような設備利用時間を短縮する方法と、機械の回転速度を落とすような設備利用強度を下げる方法があり、両者の併用も可能である。前者の時間短縮は、一時帰休や部分解雇を伴うことがある。
長期的操短は、設備そのものを減少させて企業規模を縮小する方法であり、解雇を伴うのが普通である。短期と長期の中間的措置として、一時的な全面操業休止がある。
操短は、設備と人員の遊休部分を生じるから、労働生産性を低下させ、コスト上昇を招く。この影響は、装置産業のような資本装備の高い企業ほど顕著に現れる。操短によっても苦況が改善しなければ、廃業に至ることが多い。
操短は、個別企業のみでなく、企業間協定(カルテル)によって行われることがある。このような共同操短は、競争を制限する行為として、独占禁止法(昭和22年法律第54号)によって禁止されている。
[森本三男]
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精選版 日本国語大辞典
そうぎょう‐たんしゅく サウゲフ‥【操業短縮】
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