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支婁迦讖【しるかせん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

支婁迦讖
しるかせん
Lokakṣema
仏典翻訳僧。中央アジアの月支国の人で,支讖ともいわれる。後漢の建和1 (147) 年洛陽に来て,40年間に『般舟三昧経』『道行般若経』『首楞厳経』『 閦仏国経』などを訳した。

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世界大百科事典 第2版

しるかせん【支婁迦讖 Zhī lóu jiā chèn】
中国,後漢の霊帝・献帝のころの訳経僧。生没年不詳。支は大月氏の人であることを示し,婁迦讖はサンスクリットのlokarakṣaの音訳とされ,略して支讖という。安世高よりやや遅れて洛陽にいたり,初めて大乗経典を漢訳したことで知られ,小乗経典を漢訳した安世高と対比される。とくに179年(光和2)に訳出した《道行般若経》《般舟三昧経》と《首楞厳(しゆりようごん)経》は中国の知識人に強い影響を与えた。【礪波 護】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

支婁迦讖
しるかせん
生没年不詳。アフガニスタン北部よりガンダーラ方面を支配した大月氏(だいげっし)国出身の仏典翻訳者。原名はローカクシェーマLokakema。支讖と簡称する。漢の桓帝(かんてい)末に洛陽(らくよう)にきて、霊帝(れいてい)(在位168~189)の光和・中平年間(178~189)に『道行般若経(どうぎょうはんにゃきょう)』『首楞厳経(しゅりょうごんきょう)』『般舟三昧経(はんじゅざんまいきょう)』などを漢訳した。『道行般若経』は魏晋(ぎしん)の玄談(げんだん)(哲学的問題を論じたもの)にも影響を与え、とくに重要である。また、『般舟三昧経』は阿弥陀仏(あみだぶつ)を中国に紹介した経典として有名である。安世高(あんせいこう)と並び、最古の仏典漢訳者としてたたえられる。『出三蔵記集』によれば、訳経は13部27巻に及び、すべて大乗経典である。[丘山 新]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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