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支配権【しはいけん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

支配権
しはいけん
Herrschaftsrecht
客体を直接に支配することを内容とする私権をいう。私権の作用上の分類。請求権のように,権利の目的たる利益を享受するために他人の行為の介入を必要としない点に特色がある。その典型物権であり,そのほか無体財産権,親権などがこれに属する。このような権利が第三者によって侵害された場合には,権利者はこの者に対し妨害排除,損害の賠償などの請求権を有する。なお,支配人の代理権を支配権ということがあるが,これは内容的には包括的代理権のことである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しはい‐けん【支配権】
権利の客体を直接に支配して利益を享受しうる権利。物権知的財産権など。

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世界大百科事典 第2版

しはいけん【支配権】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

支配権
しはいけん

他人の行為を介在させずに権利の客体を直接に支配する権利の総称。たとえば、物権(所有権・地上権など)、無体財産権(特許権・著作権など)、人格権、親権などは支配権に属するといわれる。権利をその主たる作用から分類した場合の概念で、請求権、形成権などと並べられる。支配権は客体を直接支配することのできる権利であるから、その妨害に対しては除去を請求(妨害排除請求)することができ、また、その侵害に対しては不法行為責任(損害賠償責任)を追及することができる。これらの点では、支配権を私権の一類型としてとらえる意味はあるが、それ以上に権利の性質や効力を考える場合には、支配権に属するとされる個々の権利ごとにとらえる必要がある。

[淡路剛久]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しはい‐けん【支配権】
〘名〙 法律で、権利の目的物(客体)を直接に支配してその利益を享受できる権利。私権をその作用によって分類した場合の一つで、物権、無体財産権など。
※趣味の遺伝(1906)〈夏目漱石〉三「こんな問題は当人の支配権以外に立つ問題だから」

出典:精選版 日本国語大辞典
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