●故国【ココク】
デジタル大辞泉
こ‐こく【故国】
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精選版 日本国語大辞典
こ‐こく【故国】
〘名〙
① ふるくからある国。昔あった国。古い国。古国。
※南游集(1364頃)和遊石頭城韻「故国山河幾度更、英雄埋レ骨不レ埋レ名」 〔孟子‐梁恵王〕
② ふるくから関係のある国。
※読本・椿説弓張月(1807‐11)後「往古より故国(ココク)の好(よしみ)を忘れずして、世々男の嶋人等と、妹脊の契は締べども」
③ 自分が生まれた国。母国。また、自分の生まれた地方。故郷。ふるさと。
※扶桑集(995‐999頃)九・北堂漢書竟宴各詠史得淮南王劉安〈橘在列〉「歩虚唱了君知否、故国秋風露湿レ衣」 〔杜甫‐上白帝城詩〕
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