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教科カリキュラム【きょうかカリキュラム】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

教科カリキュラム
きょうかカリキュラム
subject curriculum
経験カリキュラムと対比される現代カリキュラムの二大類型の一つ。最も伝統的なカリキュラムである三学,四科から成るリベラル・アーツ系統をひくもので,カリキュラムの基本とされる。教育の本質を,知的・技術的文化遺産の伝達とみる教育観に立脚するもので,学問体系を基礎として構成される客観的な知識,技術の系統的な学習を目標としている。したがって,教授方法ないし教授過程は,ややもすれば教師による教授が中心となり,暗記の重視など生徒が受動的になる教え込み,詰込みに流れやすく,生徒の積極的な活動が抑制される欠点をもっている。第2次世界大戦後,アメリカの影響の下で,そういった欠陥を克服するものとして経験カリキュラムが導入され,広く普及したが,生徒の経験,活動を強調するあまり,知識の系統性が弱まり,学力低下論争を経て教科カリキュラムの再評価が行われ,学問を中心とするカリキュラム論や教科構造論などが登場するにいたった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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