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教育内容【きょういくないよう】

日本大百科全書(ニッポニカ)

教育内容
きょういくないよう
教師から児童・生徒に働きかける教育活動においては、文化遺産が媒介にされる。その際、教育目標に応じて選択された文化遺産が「教材」である。教育内容とは、教材だけでなく教育目的と教育方法とを包含した概念であり、同一教材でも、教育目的と教育方法とが異なれば、同一の教育内容とはとらえられない。英語ではcurriculum contentといわれる。教材が教育方法との関係で授業論として展開されるのに比して、教育内容は、より幅広く、学校の位置づけと目的、教育政策のイデオロギー性、社会と文化からの影響、そして子供の成長と発達などの観点から立論される。したがって歴史的、社会的、経済的背景を考慮しなければならない概念である。[水原克敏]

精選と体系化

教育内容が精選され、体系化されるためには、教育課程(カリキュラム)との関係で進められる。一定の教育目的と教育方法とを前提にしたうえで、各学年・時間における教育内容の配分と系統化が図られ、教育課程として集約される。高次の教育目的も、各学校ごとの各学年・時間の教育目標に具体化される。そしてその教育目標に沿った教材の配列がなされる。教育内容論は、これらを総体として吟味しなければならない。[水原克敏]
『水原克敏著『現代日本の教育課程改革』(1992・風間書房) ▽水原克敏著『近代日本カリキュラム政策史研究』(1997・風間書房)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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