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教育実習【きょういくじっしゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

教育実習
きょういくじっしゅう
teaching practice
大学またはこれに準じる教育機関において,教育職員免許法,同法施行規則に基づく教職課程を履習するに必須とされている教職活動の実地学習。実際教育の場で,経験ある教師指導もとで見習い経験活動を通して専門職としての教師に必要な心構えや実践技能を訓練することなどを内容とする。日本では,1873年東京の師範学校が付属小学校を設け,教授法の実地訓練を生徒に課したのが最初である。近年では各大学の教職課程履習者の増加に伴って,実習希望者が増加し,教育現場に与える負担が大きくなるといった教育問題が発生した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

教育実習
教員を目指す学生が学校現場に出て学ぶ実習。教員免許を取るには、この単位が欠かせない。受け入れ校は学生が母校に依頼したり、大学が割り当てたりする。一般的には幼稚園・小学校の免許は4週間以上、中学校は3週間以上、高校は2週間以上の実習を行う。
(2020-05-24 朝日新聞 朝刊 教育1)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

きょういく‐じっしゅう〔ケウイクジツシフ〕【教育実習】
教育職員免許法に基づき、教員免許状を取得しようとする者が、必要単位取得の一部として学校教育の現場で実習授業を行うこと。

出典:小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)

教育実習
きょういくじっしゅう

教職志望の学生が、在学中に、教育の現場において教育活動を実際に経験すること。その目的は、
(1)講義や書物で学んだ教育理論を実際に適用する
(2)教育活動全般について理解を深めて教育の本質を体得する
(3)自己の教職適性を検証する
(4)新たに教育理論を学ぶ意欲を刺激する
などである。広義の教育実習は、「授業実習」(教壇実習)のほかに、自己の目で教育活動の実際を確かめる「観察」、および教師の補助的活動をする「参加」を含む。

 教育実習は、おおむね大学の3、4年次に、国立の教育大学・学部の場合は附属の幼稚園、小学校、中学校、養護学校を中心として(一部は公立学校で)行われる。附属学校をもたない一般の大学・学部では公・私立学校等で行われているが、できるだけ早い学年から教育の実際に触れさせるくふうをしている。実習の実際の指導は実習校の教員によって行われ、大学・学部側からは担当の教員が実習の始めと終わりや実習生の研究授業のときなど、随時出向くことが一般的である。

 教育実習は、このような臨床的な学習として教員養成において重視されてきたが、教員の専門的な能力として実践的指導力が強調されるに伴い、さらに改善が重ねられた。1998年(平成10)、それまで2週間とされていた中学校の教育実習期間が、小学校と同様に4週間に延長された。また、実習の事前・事後指導があわせて1単位必修となっている。さらに、1997年「介護等体験特例法」が制定され、小・中学校の教員免許状取得には、社会福祉施設等での1週間の介護体験が必修となった。障害者・高齢者と接し、介護することによって、人間の価値や生き方などを直接学ぶことになり、児童・生徒指導の面での力量を育てることができるが、一方、体験を実施する社会福祉施設の確保、体験のための事前・事後指導が課題となっている。とくに一般大学においては、教育実習期間の延長や介護体験実習の導入は大きな問題である。しかし、小・中・高等学校において体験学習が重視されている今日、教員養成においても体験実習の充実が求められる。

[津布楽喜代治]

『中沢次郎他編『現代教育実習の基礎』(1982・学術図書出版社)』『教育技術研究会編『教育実習ハンドブック』(1993・ぎょうせい)』『片山清一著『要説・教育実習――教職実務への準備』(1996・高陵社書店)』『現代教師養成研究会編『教師をめざす人の介護等体験ハンドブック』(1999・大修館書店)』『教師養成研究会編『教育実習の研究』(2000・学芸図書)』

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精選版 日本国語大辞典

きょういく‐じっしゅう ケウイクジッシフ【教育実習】
〘名〙 大学などで教職課程の一部として、学校教育の実際を、観察、実地授業などの形式で体験させること。教員免許状の取得に必要な専門科目の一つ。
※絵合せ(1970)〈庄野潤三〉一二「和子が学校にいる時、教育実習というのがあって」

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