●散華【さんげ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
散華
さんげ
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デジタル大辞泉
さん‐げ【散華/散▽花】
1 花をまいて仏に供養すること。
2 四箇の法要の一。梵唄(ぼんばい)のあとにシキミの葉あるいは花を散布すること。また、紙製の蓮華の花びらを花筥(けこ)に入れ、散布すること。
3 《花を散らす意から》死ぬこと。特に、若くして戦死すること。「南方洋上に
[補説]書名別項。→散華
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さんげ【散華】[書名]
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世界大百科事典 第2版
さんげ【散華】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
散華
さんげ
仏を讃(たた)え供養(くよう)するために花を散布すること。もとインドで花や香(こう)を地にまいてその場を清め、また花香をもって信仰対象を供養したことに由来する。古くは蓮(はす)などの花びらを散布したが、日本では紙製の蓮弁(れんべん)形の花びらや樒(しきみ)の花または葉が用いられることもある。大法会(ほうえ)のときに行う4種の儀式(四箇法要(しかほうよう)――梵唄(ぼんばい)、散華、梵音(ぼんおん)、錫杖(しゃくじょう))の一つで、これをつかさどる主僧を散華師(さんげし)という。道場内を行道(ぎょうどう)しつつ行う行道散華と、着座のまま行う次第(しだい)散華とがある。散華の花は、法要のあとで、参拝者たちが自由に持ち帰れる。
[阿部慈園]
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