●敦賀半島【つるがはんとう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
敦賀半島
つるがはんとう
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デジタル大辞泉
つるが‐はんとう〔‐ハンタウ〕【敦賀半島】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
敦賀半島
つるがはんとう
福井県中央部、敦賀湾の西を限る半島。若狭湾(わかさわん)の陥没に取り残された典型的な地塊山地で、花崗(かこう)岩からなり、西方(さいほう)ヶ岳(764メートル)、蠑螺(さざえ)ヶ岳(686メートル)がそびえ、北端の立石(たていし)岬に終わる。山地が海に迫って道もなく、長く陸の孤島であったが、1960年代に東岸に敦賀、西岸の丹生(にゅう)に美浜(みはま)の二つの原子力発電所が立地して事情は一変した。北岸の白木(しらき)にも日本原子力研究開発機構の高速増殖炉が立地している。半農半漁村は民宿村となり、古くからの産(うぶ)小屋などの習俗は急速に消滅している。東岸の色の浜は西行(さいぎょう)が歌に詠み、芭蕉(ばしょう)の『おくのほそ道』に賞した「ますほ貝」で知られる。西岸には水晶浜などの海水浴場があり、半島のほぼ全域が若狭湾国定公園である。
[島田正彦]
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