●文明論之概略【ぶんめいろんのがいりゃく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
文明論之概略
ぶんめいろんのがいりゃく
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ぶんめいろんのがいりゃく【文明論之概略】
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世界大百科事典 第2版
ぶんめいろんのがいりゃく【文明論之概略】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
文明論之概略
ぶんめいろんのがいりゃく
日本最初の文明論で福沢諭吉の最高傑作。1875年(明治8)刊。福沢が『学問のすゝめ』の啓蒙(けいもう)家的態度に反省を加え始めたときの作品である。日本文明を歴史的に反省して、その停滞性は権力偏重にあると批判し、それを克服して自由な交流・競合を図るなかに文明は発達すると指摘、文明を野蛮・未開・文明の発達段階論でとらえた史観を提示するとともに、さしあたっては西洋文明を目的にすべきだと説きつつも、西洋文明もまた発達途次のものであるとした。ことに西洋文明を他国の侵略のうえに築かれた存在であるとする指摘には瞠目(どうもく)させられるが、また今日では国家独立のためにやむをえぬと国家エゴイズムの容認をも示している。
[広田昌希]
『『文明論之概略』(岩波文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
ぶんめいろんのがいりゃく【文明論之概略】
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旺文社日本史事典 三訂版
文明論之概略
ぶんめいろんのがいりゃく
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