●斎王
朝日新聞掲載「キーワード」
斎王
宮中では神への崇敬の念を表すため、未婚の皇女をささげて、神のそばにつかわせる習わしがあった。下鴨と上賀茂の両神社の斎王に先立ち、伊勢神宮にもささげられており、伊勢の斎王を斎宮(さいくう)と呼ぶこともある。伊勢では14世紀前半までの660年間で60人以上が選ばれた。
(2009-04-15 朝日新聞 夕刊 ２総合)
(2009-04-15 朝日新聞 夕刊 ２総合)
出典：朝日新聞掲載「キーワード」
世界大百科事典 第２版
さいおう【斎王】
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いつきのみこ【斎王】
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精選版 日本国語大辞典
さい‐おう ‥ワウ【斎王】
〘名〙 古代、未婚の内親王または皇族の女子で、天皇の即位のとき伊勢神宮に奉仕した斎宮(さいぐう)の称。また、賀茂神社に奉仕した斎院の称。いつきのみこ。いつきのみや。〔延喜式（927）〕
※山家集（１２Ｃ後）下「伊勢に斎王おはしまさで、年経にけり」
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デジタル大辞泉
さい‐おう〔‐ワウ〕【斎王】
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