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斜長石【しゃちょうせき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

斜長石
しゃちょうせき
plagioclase
長石の一種。主として曹長石 ( Ab と略す) と灰長石 ( An と略す) から成る長石。斜長石は大多数の岩石中に存在し,造岩鉱物のうちで最も重要なものである。硬度6~6.5,比重 2.62~2.76。組成によって曹長石 Ab100An0~Ab90An10 ,灰曹長石 Ab90An10~Ab70An30 ,中性長石 Ab70An30~Ab50An50 ,曹灰長石 Ab50An50~Ab30An70 ,亜灰長石 Ab30An70~Ab10An90 ,灰長石 Ab10An90~Ab0An100 に細分される。

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デジタル大辞泉

しゃ‐ちょうせき〔‐チヤウセキ〕【斜長石】
長石の一。アルミニウムカルシウムナトリウムなどを含む珪酸塩で、カルシウム・ナトリウム両主成分が種々の割合でまじった固溶体灰長石中性長石曹長石など。ふつう白色の柱状結晶で双晶をなす。三斜晶系。たいていの岩石中に存在し、最も重要な造岩鉱物

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世界大百科事典 第2版

しゃちょうせき【斜長石 plagioclase】
アルバイトNaAlSi3O8(Ab)とアノーサイトCaAl2Si2O8(An)との間の固溶系列を総称して斜長石と呼び,組成をAbxAn100-xで表す。組成範囲によって次のような名が与えられている。Ab100An0~Ab90An10=アルバイトalbite(曹長石),Ab90An10~Ab70An30=オリゴクレースoligoclase(灰曹長石),Ab70An30~Ab50An50=アンデシンandesine(中性長石),Ab50An50~Ab30An70=ラブラドライトlabradorite(曹灰長石),Ab30An70~Ab10An90=バイトウナイトbytownite(亜灰長石),Ab10An90~Ab0An100=アノーサイトanorthite(灰長石)。

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大辞林 第三版

しゃちょうせき【斜長石】
長石の一。ナトリウム・カルシウム・アルミニウムなどからなるケイ酸塩鉱物。三斜晶系。曹長石と灰長石との二成分系の固溶体。造岩鉱物中最も広く、かつ多量に産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

斜長石
しゃちょうせき
plagioclase
三斜晶系に属する、ナトリウムとカルシウムを主成分とする一連の長石類の総称。ナトリウムの多いものからカルシウムの多いものまで、化学組成によって順に、曹長石、灰(かい)曹長石、中性長石、曹灰長石、亜灰長石、灰長石の6種に分類されている。しかし、鉱物学的に独立した種として認められているものは、端成分である曹長石と灰長石の2種類のみである。造岩鉱物としてきわめて重要な位置を占める。一般に火成岩中では、酸性のものにはナトリウムの多い斜長石が、塩基性のものにはカルシウムの多い斜長石が産出する。また低温生成の変成岩にはナトリウムの多いものが、高温生成の変成岩にはカルシウムの多いものが産出する。斜長石は種々の双晶をしており、それによって化学組成、生成温度、産状など推定する手掛りとなる。英名は、劈開(へきかい)による角度が斜めになっているところから、斜めの割れ口を意味するギリシア語に由来する。[松原 聰]

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精選版 日本国語大辞典

しゃちょう‐せき シャチャウ‥【斜長石】
〘名〙 曹長石と灰長石の固溶体の総称。三斜晶系でガラス光沢があり、ふつう白色。ナトリウム、カルシウム、アルミニウムなどを含む珪酸塩で、花崗岩、玄武岩、斑糲(はんれい)岩などの中に産する。地殻中に最も多量に存在し、多くの岩石の主成分をなす。〔鉱物字彙(1890)〕

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