●断定【ダンテイ】
デジタル大辞泉
だん‐てい【断定】
[名](スル)
1 物事にはっきりした判断をくだすこと。また、その判断。「証言を虚偽と断定 する」「断定 的に言う」
2 文法で、ある事物に対して、何であるか、どんなであるかを判断することを表す言い方。文語では助動詞「なり」「たり」、口語では助動詞「だ」「です」や「である」「であります」などの語を付けて言い表す。指定。
1 物事にはっきりした判断をくだすこと。また、その判断。「証言を虚偽と
2 文法で、ある事物に対して、何であるか、どんなであるかを判断することを表す言い方。文語では助動詞「なり」「たり」、口語では助動詞「だ」「です」や「である」「であります」などの語を付けて言い表す。指定。
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
だん‐てい【断定】
〘名〙
① (━する) 事実はこうであるときっぱりと判断して決めること。
※都繁昌記(1837)担尿漢「一年の換物を断定(〈注〉フセテキハメ)し」
※三四郎(1908)〈夏目漱石〉二「女の色は、どうしてもあれでなくっては駄目だと断定(ダンテイ)した」 〔裴夷直‐漫作詩〕
② 論理学で、ある内容を肯定したり、否定したりする精神作用。いくつかの名辞の間の関係を肯定したり、否定したりすること。判断。
※哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉一「然れども此思惟にして発言せらるるときは、既に思惟に非す。一の断定なり」
③ 文法で、助動詞の用法の一つをさしていう。
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