●新撰字鏡【しんせんじきょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
新撰字鏡
しんせんじきょう
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デジタル大辞泉
しんせんじきょう〔シンセンジキヤウ〕【新撰字鏡】
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世界大百科事典 第2版
しんせんじきょう【新撰字鏡】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
新撰字鏡
しんせんじきょう
漢和辞書。12巻。昌住(しょうじゅう)撰。892年(寛平4)に草案成立後、さらに加筆して昌泰(しょうたい)年間(898~901)に現存の12巻に増補改編された。部首別に漢字を掲出して、字音注を施し、漢文で意味を記し、万葉仮名で和訓を付す。漢和辞書としてはわが国最古のものである。部首の配列は、現行とは異なり、天部、日部、月部などという中国の類書などと同じである。掲出字は約2万1000で、そのうち1万6300余字は偏旁(へんぼう)によって分類し、同じ部首内を四声によって分けている部分もある。和訓が約3700条にみえ、和音も70ほど記されている。奈良時代語のおもかげを伝える語彙(ごい)が多く、上代特殊仮名遣い崩壊後も本書にはコの甲乙2類が保たれている。
[沖森卓也]
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精選版 日本国語大辞典
しんせんじきょう ‥ジキャウ【新撰字鏡】
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旺文社日本史事典 三訂版
新撰字鏡
しんせんじきょう
9世紀末成立。12巻。僧昌住 (しようじゆう) の著。漢字を偏と冠によって分類し,2万480余字に発音と意味を記している。古代国語研究・文献解読の貴重な資料。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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