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新青年【しんせいねん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

新青年
しんせいねん
Xin-qing-nian
中国の月刊総合雑誌。 1915年9月創刊。 23年以後季刊。 26年7月廃刊陳独秀が主宰し,近代合理主義を唱えて当初『青年雑誌』と称したが,16年9月『新青年』と改題。 18年から陳独秀,李大しょう (りたいしょう) ,胡適銭玄同らが合同あるいは交代で編集した。この頃から徐々にマルクス主義色彩を濃くし,19年5月にはマルクス主義特集号を発行,その間に胡適らの右派は排除され,中国共産党結成の前後からほぼその機関誌的存在となった。初期には胡適の『文学改良芻議 (すうぎ) 』,陳独秀の『文学革命論』,魯迅の『狂人日記』などを掲載して文学革命に主導的役割を果し,後期には李大しょうを代表としてマルクス主義理論の紹介,研究の場となり,近代中国の思想,文化に大きな影響を与えた。

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新青年
しんせいねん
1920年1月博文館から創刊された探偵小説雑誌。初めは単なる青年向け雑誌であったが,編集長森下雨村英断で,海外の探偵小説の名作を紹介すると同時に,江戸川乱歩小酒井不木横溝正史角田喜久雄海野十三小栗虫太郎木々高太郎らを起用して,第2次世界大戦前の探偵小説の黄金時代を築いた。戦後も発行所を移して続刊されたが,50年7月号で休刊した。

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デジタル大辞泉

しんせいねん【新青年】
中国、民国初期の総合雑誌。1915年「青年雑誌」の名で創刊。翌年「新青年」と改題して1926年まで続く。陳独秀が編集に当たったが、1917年に北京大学文科学長となってからは進歩的知識人が多く集まり、大学の機関誌的性格をもち、文学革命に大きな役割をはたした。胡適「文学改良芻議」、魯迅狂人日記」などを掲載。
日本の娯楽雑誌。大正9年(1920)博文館から創刊。探偵小説に力を入れ、海外作品の紹介と創作の振興を図り、江戸川乱歩横溝正史夢野久作など、多くの探偵作家を世に出した。昭和25年(1950)廃刊。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

しんせいねん【新青年】
1920年,博文館から創刊された推理小説中心の娯楽誌。最初は青年向け教養誌をめざしたが,海外推理小説の紹介が読者に歓迎されると,編集長森下雨村は日本での推理作家の養成を図り,江戸川乱歩,横溝正史,小酒井不木,甲賀三郎,夢野久作ら日本の推理小説に一時代を画した作家たちを発掘した。昭和前期には横溝正史が編集長をつとめ,独特のモダニズム調で親しまれ,小栗(おぐり)虫太郎,木々高太郎,久生十蘭らを紹介した。

出典:株式会社平凡社
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しんせいねん【新青年 Xīn qīng nián】
中国近代の代表的総合雑誌。1915年9月,陳独秀が上海で《青年雑誌》として創刊,翌秋の第2巻1号から《新青年》と改名し,22年7月に9巻6号を出した(1巻は各6冊)。その後季刊4冊,不定期刊5冊が出され,最終号は26年7月の〈世界革命号〉である。最初は陳独秀の個人雑誌の観があったが,やがて胡適,李大釗(りたいしよう),銭玄同らが編集に加わり,魯迅,呉虞らの紙価を高からしめた文章が続々と載るなど五・四運動前の進歩的論壇の中心となった。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

しんせいねん【新青年】
[一] 中国の総合雑誌。月刊。北京で発行。一九一五年陳独秀が上海で創刊した「青年雑誌」を翌年改題。西欧の近代文明を理想とし、国内の封建的な政治・文化を批判、新文化を旗印とした五・四運動を指導した。胡適・呉虞・魯迅らが寄稿。二六年終刊。
[二] 日本の娯楽雑誌。月刊。大正九年(一九二〇)博文館から創刊。昭和二五年(一九五〇)廃刊。探偵小説に力を入れ、江戸川乱歩・横溝正史・小栗虫太郎ら、日本の探偵小説の代表的作家を生んだ。

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旺文社世界史事典 三訂版

新青年
しんせいねん
1915年9月上海で陳独秀 (ちんどくしゆう) が「青年雑誌」として創刊した啓蒙雑誌
翌年の2巻第1号から「新青年」と改題した。やがて本拠を北京に移し,胡適 (こせき) ・李大釗・魯迅 (ろじん) らが編集・執筆に参加した。白話 (はくわ) (口話)運動や「民主と科学」の主張により,五・四運動の思想的原動力となった。やがて,マルクス主義を積極的に紹介するようになるとその政治化をめぐって対立が生じ,1922年に停刊となった。その後は,中国共産党の理論機関誌として1926年まで不定期に刊行された。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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