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日射【にっしゃ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日射
にっしゃ
solar radiation
地表面に到達した太陽放射エネルギーのうち波長が 0.29~3.0μmのもの。地球上の気象などを支配する最も根本的な要素。日射量は水平な面に受けるエネルギーで,太陽方向から直接くる直達日射と空からくる散乱日射との和である。一般に散乱日射は,直達日射の数分の1程度。日射は太陽高度が高いほど大きく,一日のうちでは南中時,一年のうちでは夏至の頃が最大である。太陽放射地球大気を通過する際に,空気分子,水蒸気オゾン炭酸ガスなどによって衰するため,日射量の測定は大気汚染の調査などに利用される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

にっ‐しゃ【日射】
日光がさすこと。また、地表に到達した太陽の放射エネルギー。ひざし。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

にっしゃ【日射 solar radiation】
地球に達する太陽放射(太陽から放射される電磁波)のうち,近紫外から近赤外の電磁波のこと。波長で表すと約0.3μmから約4μmの範囲に入る放射で,直射光,散乱光と反射光とがある。太陽光線に直角な面に入ってくる直射光と散乱光を直達日射,水平面に入ってくる全天からの直射光,散乱光および反射光を天空散乱日射という。また水平面が受ける直達日射と天空散乱日射を合わせて全天日射という。 日射量とは単位面積当り,単位時間に受ける日射エネルギー量のことで,直達日射量,全天日射量などがある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

にっしゃ【日射】
太陽光線がさしつけること。ひざし。
太陽からの放射エネルギー。 -量

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

日射
にっしゃ
太陽から放射されて地球に注がれる熱エネルギー。日射は地球大気を通ってくる間に空気分子や塵埃(じんあい)により散乱され、一方、オゾン、二酸化炭素(炭酸ガス)、水蒸気によって吸収される。残りの日射は地表に達し、地表や海面を暖める。したがって日射のエネルギーは大気や海洋におこるいろいろな自然現象の根源になるばかりでなく、農作物の生育や保健衛生などと深いつながりをもっている。
 日射量は瞬間値については1平方メートル当りのキロワットで、また、積算値(たとえば1時間値、1日値など)については1平方メートル当りのメガジュールで表す。なお、従来用いられてきた1カロリー・毎平方センチメートル・毎分は0.698キロワット・毎平方メートル(瞬間値)、1カロリー・毎平方センチメートルは0.0419メガジュール・毎平方メートル(積算値)である。大気の散乱や吸収を受けない大気外の日射量を、太陽に向けた平面の受けるエネルギーで表すと、およそ1.4キロワット・毎平方メートル(約2カロリー・毎平方センチメートル・毎分)となる。これを太陽定数という。太陽定数は、空気中に細塵や水蒸気の少ない山の上などで測定した結果から求める。現在は人工衛星などによっていっそう正確な値が求められるようになった。
 太陽を含めて全天から地上の水平面にやってくる日射量を水平面全天日射量、または単に全天日射量という。普通、日射量といえばこの全天日射量をさすことが多い。全天からではなくて、単に太陽からのみの放射が太陽光線に直角に入射する日射量を直達日射量という。大気外の直達日射量と地上での直達日射量とを比較することによって、大気の混濁の程度を知ることができるので、火山噴火、大気汚染などの調査に利用され、また気候の長期変動の調査にも利用される。[大田正次・股野宏志]

全天日射量の月平均日量

統計開始から2000年(平成12)までの、日本各地で測定された平均値(単位メガジュール・毎平方メートル)によれば、北海道の札幌での最大値は6月の18.4、最小値は12月の4.8、東京での最大値は5月の16.1、最小値は12月の7.4、また、沖縄県八重山(やえやま)列島の石垣島での最大値は7月の22.4、最小値は1月の8.9となっている。[大田正次・股野宏志]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

にっ‐しゃ【日射】
〘名〙 太陽から地表にやってくる放射をいう。また、それによる熱の強さ。ひざし。日照。
※善心悪心(1916)〈里見弴〉「昼近くまで歩き続けて、人形町へ出て来た時には、日射(ニッシャ)で体がクタクタにだるくなって了った」

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