●明暗【めいあん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
明暗
めいあん
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デジタル大辞泉
めい‐あん【明暗】
2 絵画・写真などで、色の濃淡や明るさ・暗さの対照。「
出典:小学館
監修:松村明
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めいあん【明暗】[書名]
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世界大百科事典 第2版
めいあん【明暗】
出典:株式会社平凡社
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めいあん【明暗】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
明暗
めいあん
夏目漱石(そうせき)の長編小説。1916年(大正5)5月26日から12月14日まで、東京・大阪の『朝日新聞』に連載され、作者の死によって中絶した。翌年1月、岩波書店刊。会社員の津田は清子との過去を隠して結婚したが、夫の秘密を疑うお延(のぶ)は人のもの笑いになるのを恐れている。嫂(あによめ)の虚栄を憎む妹のお秀は、入院費用のくめんをめぐって兄と争い、友人の小林は津田の「余裕」を攻撃し、いずれ「事実」に罰せられると予言する。夫婦、兄妹、愛人、友人、親族、上役と下僚などありふれた人間関係を網の目のように布置し、我執を脱しえない凡俗の葛藤(かっとう)と愛憎が執拗(しつよう)に描かれる。小説は津田が清子と再会した場面で中絶した。日常心理の稠密(ちゅうみつ)な描写を重ねて人間性の底知れぬ深淵(しんえん)を彷彿(ほうふつ)するが、「私」を超える救済の方向はまだみえてこない。本格的な客観小説の骨格を備えた重厚な力作。
[三好行雄]
『『明暗』(岩波文庫・角川文庫・講談社文庫・新潮文庫)』▽『三好行雄著『鴎外と漱石』(1983・力富書房)』
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精選版 日本国語大辞典
あけ‐ぐれ【明暗】
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めい‐あん【明暗】
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