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明王【みょうおう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

明王
みょうおう
Vidyā-rāja
呪文の王者の意味をもつ,もろもろ悪魔を調伏し,仏法を守る守護神大日如来の化現の一つとされ,教化しがたい衆生を折伏して救済しようとするため,ほとんど忿怒のである。明部の諸尊には,不動明王などの五大明王のほかに大元帥明王,愛染明王などがあり,孔雀明王だけは慈悲相で表現される。

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デジタル大辞泉

みょう‐おう〔ミヤウワウ〕【明王】
大日如来を奉じ、怒りの相を表し、悪魔を降伏(ごうぶく)して仏法を守護する諸尊。五大明王など。特に、不動明王をさす。
智慧の王、すなわち真言(しんごん)のこと。

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監修:松村明
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めい‐おう〔‐ワウ〕【明王】
すぐれた、かしこい王。明君

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世界大百科事典 第2版

みょうおう【明王】
明呪(みようしゆ)の中の王(最も優れているもの)との意味で,真言(しんごん)の別称として用いられるが,一般には仏像を大別したとき如来・菩薩の次に来る分類名として使われることが多い。明王とは,仏(如来)が通常の姿でいては教化し難い衆生を,屈伏させて教化するために忿怒(ふんぬ)の姿に変身したものに特に命名したもので,密教特有の尊像である。単独に信仰された明王としては不動明王愛染明王大元帥(たいげんすい)明王孔雀明王,烏枢渋摩(うすしま)明王(烏蒭沙摩(うすさま)明王)などがあり,数尊を一組として考えられたものとしては五大明王,八大明王がある。

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精選版 日本国語大辞典

みょう‐おう ミャウワウ【明王】
[1] 〘名〙
① (vidyā-rāja の訳) 仏語。
(イ) 真言のなかでもっともすぐれたもの。真言のなかの王。〔菩提場所説一字頂輪王経‐五〕
(ロ) 転じて、真言を宣布する諸尊をいう。如来の教令(きょうりょう)をうけて衆生を調伏する諸尊で、怒りの相を表わす。五大明王・八大明王などを数える。〔書言字考節用集(1717)〕 〔真偽雑記‐一三〕
② 聰明な君子。賢い天子、天皇。めいおう。
※太平記(14C後)一三「是偏に明(ミャウ)王慈恵の恩幸なれば」
[2] 五大明王、中でも特に不動明王をいう。
※今昔(1120頃か)一三「実に、法花の力、明王の験新た也」

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めい‐おう ‥ワウ【明王】
〘名〙 すぐれてかしこい王。聰明な君主。みょうおう。
※菅家文草(900頃)二・重陽日、侍宴紫宸殿、同賦玉燭歌「無為無事明王代、九月九日嘉節朝」
※宇津保(970‐999頃)蔵開中「めいわうの御代にいでくまじきことども也」 〔書経‐周官〕

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