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明神【みょうじん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

明神
みょうじん
延喜式に定められた社格である「名神」の転化した語とされ,神を尊んで呼ぶ称。また神仏習合説によって神を仏教側から呼ぶ称で,智慧万物を照して透徹することを光明にたとえてといい,威のはかり知れないことを神と呼んで,諸天鬼の徳を表わすという。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

みょう‐じん〔ミヤウ‐〕【明神】
《「名神(みょうじん)」から出た語か》神の尊称神仏習合説による、仏教側からの神祇(しんぎ)の称。「春日明神」「大明神

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世界大百科事典 第2版

みょうじん【明神】
神の尊称の一つで,神威明らかな。同音の名神に代わって9世紀半ばころから使われるようになったが,名神が《延喜式》臨時祭のにいう名神祭にまつられる特定神格に限っての称であるのに対して,明神号には祭祀上の限定はなく,近世には神祇伯を名のる吉田家が私に明神(または大明神)号を乱発するにいたっている。しかし記録の上では,《日本後紀》弘仁5年(814)9月15日条に豊稔を感謝して〈明神〉に幣したとあるのが初見で,その後《続日本後紀》承和10年(843)4月の条に山埼神が〈名神〉にあずかったとありながら,同15年(848)3月の条には同神を〈山埼明神〉と記しており,また嘉祥1年(848)11月の条には隠岐国伊勢命神がよく霊験を示すので〈明神〉に列せられたとあるなど,当初は従来の〈名神〉との混用があって同義であったらしい。

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あらみかみ【明神】

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大辞林 第三版

みょうじん【明神】
名神から転じた語か
神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。 -様 大-

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

明神
みょうじん
名神が特定の神社への一種の社格・神階であるのに対し、明神は祭神の神徳をたたえ、崇敬の意を表して、神名の下につけた尊称である。明神と称されるのは地域的な村とか、同族的な集団で祀(まつ)る神・神社が多かった。平安時代よりみえるが、のち名神との区別はしだいに不明となり、中世以降は名神の称は廃れた。近世になり氏神(うじがみ)・産土神(うぶすながみ)が地域的な神の性格をもつに至ったのと似ている。大明神とは、全国的な崇敬を得ているのを、とくに尊んだ敬称で、稲荷(いなり)大明神、春日(かすが)大明神などが著名である。[牟禮 仁]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

みょう‐じん ミャウ‥【明神】
〘名〙 (「名神」から転じた語ともいう) 神徳を尊崇していう語。
※日本後紀‐弘仁五年(814)九月戊子「奉幣明神。報豊稔也」
※土左(935頃)承平五年二月五日「このすみよしの明神は、例の神ぞかし」
[語誌]「名神」が「延喜式‐三」にいう名神祭にまつられる特定の神格に限っての称であるのに対して、「明神」には祭祀上の限定はないという違いがあったが、その区別は次第にあいまいになり、中世以降「名神」の称は使われなくなって、多く「明神」を用いた。

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