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昏睡【こんすい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

昏睡
こんすい
coma
外界の刺激に全然反応せず,反射もほとんど消失した意識障害の最高度のものをいう。けいれんを伴う場合がある。通常,顔面蒼白,瞳孔散大,括約筋弛緩失禁などの症状がみられる。原因はおよび髄膜疾患急性感染症中毒,重症の糖尿病腎炎,脳の酸素欠乏などである。原因に即した治療が必要であるが,危篤状態を示す段階であるから,応急処置として安静臥床,強心剤,利尿剤呼吸興奮剤水分補給などを考えなければならない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こん‐すい【×昏睡】
[名](スル)
前後も知らず深く眠り込むこと。また、その眠り。「酔って昏睡する」
高度の意識障害の状態。完全に意識が失われ、こんこんと眠っており、刺激に対して反応しない状態。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

昏睡
 脳の疾患,毒物中毒,脳の酸素欠乏などの原因で起こる意識障害.外界の刺激に反応せず,筋肉の弛緩,反射の喪失などが起こる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

こんすい【昏睡 coma】
意識障害の程度を表す言葉で,いかなる刺激に対しても反応せず,ただ生命が維持されているのみという深い意識障害をさす。意識障害は,覚醒の程度に応じて,名を呼んだりすると容易に覚醒する傾眠somnolenceから昏蒙obtundation,昏迷stupor,および昏睡に分けられている。意識【水沢 英洋】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

昏睡
こんすい

精神的活動および外部刺激に対する脳の反応がいっさい失われる、意識障害のもっとも高度なものをいう。昏睡を含む意識障害の各段階における区別法や名称は、立場や学派によって異なるが、臨床的には通常、目は閉じたままで、筋肉は弛緩(しかん)してまったく動かない、呼びかけや痛みなどの刺激に反応しない、尿や糞便(ふんべん)の失禁がみられるといった生命の危険を伴う重大な神経症状である。

 昏睡状態にあるものは、俗に人事不省(じんじふせい)ともよばれる。

 原因となる病気は数多く、代表的な脳卒中をはじめ、頭部外傷、脳炎、髄膜炎など脳が直接障害される頭蓋(とうがい)内の疾患と、肝臓病、糖尿病、低血糖、尿毒症、薬物およびガス中毒、重篤な感染症、心臓病、失血などによるショック、肺性脳症、子癇(しかん)、ヒステリーなど頭蓋外の疾患とに大別される。なお、重篤な肝不全、糖尿病、低血糖、尿毒症などに伴う意識障害は、厳密な意味の昏睡ではなくても、肝性昏睡、糖尿病性昏睡、低血糖性昏睡、尿毒症性昏睡とよばれる。

[海老原進一郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こん‐すい【昏睡】
〘名〙
① ぐっすりと眠りこむこと。また、意識がまったくなくなって、目ざめさせることができない状態。
※蕉堅藁(1403)答久菴和尚書「小弟比患痢疾、旬日間殆不人。両日前、方復小康、昏睡中、獲手書并越燭、喜甚」 〔南史‐劉峻伝〕
② 医学で、意識障害のうち意識混濁のもっとも強いもの。呼んでもゆすっても呼びさますことができない状態。脳および髄膜疾患、伝染病や熱射病その他の中毒が原因。〔医語類聚(1872)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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