●晩春【ばんしゅん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
晩春
ばんしゅん
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
ばん‐しゅん【晩春】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ばんしゅん【晩春】[映画]
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉プラス
晩春
出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ばんしゅん【晩春】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
晩春
ばんしゅん
日本映画。1949年(昭和24)、小津安二郎(おづやすじろう)監督。原作は広津和郎(ひろつかずお)。大学教授の周吉(笠智衆(りゅうちしゅう))は婚期を逃しかけている娘紀子(原節子(はらせつこ))の結婚を望むが、彼女にその気はない。そこで周吉は再婚するという嘘をついて娘を結婚させる。第二次世界大戦前の小津は庶民を描くことを得意とし、高い評価を得ていた。だが本作の世界は製作当時の貧しい社会状況と隔絶しており、これ以降の小津作品は比較的豊かな家庭を描く傾向に変わっていく。また、原節子は小津作品で重要な位置を占める女優であるが、原にとって本作が小津作品への初出演となる。小津の作品歴における転換点といえる作品であり、彼の戦後の傑作群の先駆けとなる作品である。
[石塚洋史]
『『世界の映画作家31 日本映画史』(1976・キネマ旬報社)』▽『『映画史上ベスト200シリーズ 日本映画200』(1982・キネマ旬報社)』▽『高橋治著『絢爛たる影絵――小津安二郎』(1982・文芸春秋)』▽『佐藤忠男著『日本映画史2、3、4』増補版(2006・岩波書店)』▽『猪俣勝人・田山力哉著『日本映画作家全史 上』(社会思想社・現代教養文庫)』▽『文芸春秋編『日本映画ベスト150――大アンケートによる』(文春文庫ビジュアル版)』▽『浜野保樹著『小津安二郎』(岩波新書)』▽『佐藤忠男著『完本 小津安二郎の芸術』(朝日文庫)』
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
ばん‐しゅん【晩春】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「晩春」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●晩春の関連情報
関連キーワード
| 新藤兼人| 斎藤寅次郎| 森一生| ドッジ・ライン| マキノ雅広| イタリア映画| 木下恵介| 中国共産党| 冷戦| キング・クリムゾン|