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普遍定数【ふへんていすう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

普遍定数
ふへんていすう
universal constant
基礎物理定数ともいう。物理学の基礎法則に含まれ,物質の種類に関係しない普遍的な物理定数。たとえば重力論の万有引力定数,特殊相対性理論の光速度,量子論のプランク定数電気素量,統計力学のアボガドロ定数,ボルツマン定数などがある。適当な3個の普遍定数を基本単位とする原子単位系は原子物理学で,自然単位系は素粒子論でよく用いられる。多数の普遍定数は相互に関連しており,それらの精密な測定から最小二乗法によって個々の普遍定数の最確値が決定されている。 (→原子定数 )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ふへん‐ていすう【普遍定数】
物理学の基本法則を表す式の中で、変数の値に関係なく常に一定の値をもつ定数。光速度電気素量プランク定数万有引力定数など。基礎定数基礎物理定数

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ふへんていすう【普遍定数】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

普遍定数
ふへんていすう
universal constant

物理定数のうちで、個々の物質やそれが置かれた条件によらず、つねに一定の値をもつもの。基本定数ともよぶ。とりわけ基本的と考えられているのは、真空中の光速c(これで1メートルを定義する)、プランク定数h、万有引力定数G、そしてボルツマン定数kとアボガドロ定数NAである。これに電気素量eと物質の普遍的構成要素である電子、陽子、中性子などの質量を加えることもある。さらに、SI単位系が世界共通に採用されるようになった今日では、電気にかかわる基本定数として真空の誘電率ε0を加えるべきであろう。1/(4πε0)が万有引力の場合のGにあたる。普遍定数の選び方が理論構成によって変わるのは当然で、将来クォークの質量がはっきりすれば、これも基本定数のなかの基本的なものとされるであろう。それでも原子程度の尺度の世界ではhe、電子の質量m、それにkNAが基本定数であり続けるに違いない。イギリスの理論物理学者であるディラックは、普遍定数も宇宙の変化に伴って変化するという説を提出しているが、現在までのところ、それを否定する材料のみあって、積極的に支持する事実はない。

[江沢 洋]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ふへん‐ていすう【普遍定数】
〘名〙 基本法則を表わす式中において、対象となる個々の物質の種類や状態に関係なく、常に一定の値をもつ定数。万有引力定数、プランクの定数、真空中の光の速度、ボルツマン定数、電気素量など。

出典:精選版 日本国語大辞典
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