●普遍定数【ふへんていすう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
普遍定数
ふへんていすう
universal constant
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デジタル大辞泉
ふへん‐ていすう【普遍定数】
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世界大百科事典 第2版
ふへんていすう【普遍定数】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
普遍定数
ふへんていすう
universal constant
物理定数のうちで、個々の物質やそれが置かれた条件によらず、つねに一定の値をもつもの。基本定数ともよぶ。とりわけ基本的と考えられているのは、真空中の光速c(これで1メートルを定義する)、プランク定数h、万有引力定数G、そしてボルツマン定数kとアボガドロ定数NAである。これに電気素量eと物質の普遍的構成要素である電子、陽子、中性子などの質量を加えることもある。さらに、SI単位系が世界共通に採用されるようになった今日では、電気にかかわる基本定数として真空の誘電率ε0を加えるべきであろう。1/(4πε0)が万有引力の場合のGにあたる。普遍定数の選び方が理論構成によって変わるのは当然で、将来クォークの質量がはっきりすれば、これも基本定数のなかの基本的なものとされるであろう。それでも原子程度の尺度の世界ではhとe、電子の質量m、それにk、NAが基本定数であり続けるに違いない。イギリスの理論物理学者であるディラックは、普遍定数も宇宙の変化に伴って変化するという説を提出しているが、現在までのところ、それを否定する材料のみあって、積極的に支持する事実はない。
[江沢 洋]
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精選版 日本国語大辞典
ふへん‐ていすう【普遍定数】
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