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普遍【フヘン】

デジタル大辞泉

ふ‐へん【普遍】
全体に広く行き渡ること。例外なくすべてのものにあてはまること。「人類普遍の原理」⇔特殊
哲学の用語。
㋐宇宙や世界の全体に関していえること。
㋑特殊・個物に対して、ある範囲のすべての事物に共通する性質

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ふへん【普遍】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

普遍
ふへん
universal 英語
universel フランス語
Allgemeine ドイツ語

多くの、あるいは、ある範囲のすべての個別例に当てはまる共通な事柄をいい、「一般者」ともいわれる。特殊、個別に対する。人間の合理的思考はすべてことばを伴い、ことばを通じてなされる。ことばはすべて多くの事物に当てはまる共通な事柄をいうものであり、そこにことばの意味機能がある。たとえば、「三角形」という名称は正三角形、二等辺三角形、不等辺三角形というすべての特殊な三角形、また、その個別例に当てはまる共通な同一の事柄を意味する。このように多くの事物をある観点から総括し、一つのものとして把握する働きが思考の働きであり、そこに把握される「一つのもの」(多を通ずる1)が普遍である。感覚される個別の存在に対して、思考の対象である普遍が実在界においてもつ存在が何であるかは、哲学史上、古来盛んに論じられてきた問題である。

[加藤信朗]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ふ‐へん【普遍】
〘名〙
① (━する) ひろくゆきわたること。あまねく万物に及ぶこと。
※知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「紹隆三宝、遂共彼、普遍六道」
② 一定範囲内の事象すべてに共通し、例外のないこと。特殊に対していう。
※思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉七「一糸も乱れぬ普遍(フヘン)の理で」
③ (universal の訳語) 哲学で、多くの事物に共通の性質またはそれをあらわす概念。⇔個物
④ 論理学で、宇宙全体に通じてあてはまる名辞。いくつかの特殊を自分の下位クラスとして持つ一つ上位のクラス。たとえば「日本人」に対する「人類」をさす。

出典:精選版 日本国語大辞典
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

普遍
ふへん
一般者」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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