●暗塞【くれふさがる】
精選版 日本国語大辞典
くれ‐ふさが・る【暗塞】
〘自ラ四〙 =くれふたがる(暗塞)
※続古事談(1219)五「けぶり満ちみちて、王宮の内くれふさがりぬ」
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くれ‐ふたが・る【暗塞】
〘自ラ四〙
① 一面に暗くなる。全くの暗闇となる。くれふさがる。
※今昔(1120頃か)二四「四方に暗塞りて、物も不思して侍しを」
② 心が暗くなる。希望がなくなる。悲しみに沈む。くれふさがる。
※前田本枕(10C終)二九一「文といふものなからましかば、いかにいぶせく世の中くれふたかりておぼえまし」
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