●曲率【きょくりつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
曲率
きょくりつ
curvature
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デジタル大辞泉
きょく‐りつ【曲率】
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世界大百科事典 第2版
きょくりつ【曲率 curvature】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
曲率
きょくりつ
曲線の曲がっている度合いを表す数。曲線上の隣接3点を通る円の半径、すなわち曲率半径の逆数として定められる。直線は曲率ゼロであり、曲線は曲率が大きいほど曲がり方が大きい。
平面上の曲線y=f(x)に対して、f(x)が2回微分可能であるとするとき、この曲線上の点P0(x0,y0)と曲線上の隣接する2点を通る円(曲線上にP0と異なる点P1、P2をとり、P0、P1、P2を通る円をつくって、P1、P2をP0に近づけたときの極限の円)をP0における曲率円という。その半径の逆数が曲率で、それは、
となる。この値はy″の正負によって正、または負となるが、曲率が正とはxが増加するとき曲線が左側(すなわち正の方向)に曲がっていくこと、負とは右側に曲がっていくことを意味する。
曲率は、また、P0とその近くの点Pとにおける接線のなす角をθ、P0とPの間の曲線の弧の長さをΔsとして、
という式で与えることもできる。曲率は曲線の形状を特徴づける数である。空間曲線や、曲面の曲率も定義される。さらにリーマン幾何学においては空間の曲率も定義される。
[竹之内脩]
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精選版 日本国語大辞典
きょく‐りつ【曲率】
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