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更年期障害【こうねんきしょうがい】

知恵蔵

更年期障害
更年期とは、一般に女性の一生の一時期で、性成熟期から老年期への移行期をいう。この時期には、女性ホルモンのバランスが崩れるなどして、様々な不定愁訴が現れる。ほてり、のぼせ発汗冷え性頭痛めまい耳鳴り不眠、イライラ感、しびれ、肩こり腰痛、頻尿、疲労感、食欲不振など多様な症状を伴う。ホルモン補充療法漢方アロマセラピー心理療法、サプリメント摂取などが行われる。
(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

こうねんき‐しょうがい〔カウネンキシヤウガイ〕【更年期障害】
更年期の女性に、卵巣機能の低下によってホルモンのバランスがくずれるために現れる種々の症状。冷え・のぼせ・めまい・動悸(どうき)・頭痛・腰痛・肩凝り・不眠・食欲不振など。メノポーズ

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
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とっさの日本語便利帳

更年期障害
女性の閉経期前後の数年間を更年期といい、この時期に起こる不定愁訴をまとめた症候群。およそ四〇歳から五六歳の間に起こるとされ、顔面紅潮、発汗、不眠、イライラ、腰痛、肩こりなど様々な症状を伴う。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

栄養・生化学辞典

更年期障害
 更年期にみられる精神的,身体的障害の総称心悸亢進,めまい,躁鬱状態などがみられる場合が多い.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
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家庭医学館

こうねんきしょうがい【更年期障害 Climacteric Disorder】
◎更年期におこる不定愁訴(ふていしゅうそ)
[どんな病気か]
 更年期とは、妊娠可能な時期(生殖期(せいしょくき))から不可能な時期(非生殖期)に移行する期間をいい、一般的には40歳代後半から50歳代後半をさすことが多いのですが、非常に個人差があります。
 この時期は、卵巣(らんそう)ホルモンの分泌(ぶんぴつ)状態が、成熟期から老年期へと変わる時期(閉経期(へいけいき))ですから、月経の異常がおこりやすくなると同時に、さまざまな身体的、精神的な違和感が現われやすくなります。
 そして、更年期におこるこうした不定愁訴(コラム「不定愁訴とは」)を、更年期障害と呼んでいます。
[症状]
 訴えられる症状はさまざまですが、頻度の高い順にあげると、疲労感、頭痛、頭重感(ずじゅうかん)、肩こり、腰痛(ようつう)、のぼせ(ほてり)、冷え、不眠などがあります。また、症状を現われる時期でみてみると、閉経前に多いのが、疲労、集中力低下、不安、忘れっぽさなどであり、閉経後に多いのは、のぼせ(ほてり)と発汗です。
[原因]
 一般的には、更年期障害とは、更年期におこる卵巣機能の低下を契機として発症する、内分泌‐自律神経系の適応障害に基づく症候群といわれています。
 人間のからだのはたらきは、自分の意志でできる機能(動物機能)と、自分の意志では動かせない機能(植物機能)に大別されます。このうち植物機能というのは、自律機能ともいわれ、私たちが意識しなくても、からだを保つために自然に調節してくれる機能です。そして、この機能には、ホルモンの分泌をつかさどる内分泌系と、内臓や各種の分泌腺(ぶんぴつせん)、血管などのはたらきを自動的に調節する役目をはたす自律神経系の2つの系統があります。
 この2つの中枢(ちゅうすう)は、両者とも間脳(かんのう)にあり、お互い影響しあっています。したがって、卵巣機能(内分泌系)に異常がおこると、自律神経系にも異常がおこり、おのおのの支配下にある臓器のはたらきが悪くなることになり、自分の意志ではいかんともしがたい状態となります。
[検査と診断]
 更年期障害を、更年期に発症する不定愁訴症候群としてとらえると、前述した卵巣機能の低下によるもののほかに、社会的・文化的な環境因子によるものや、個々の性格に基づく精神的・心理的なものなども考慮したうえで診断されなければなりません。
 更年期障害が強く疑われる場合、医師はまず問診で、愁訴の発症時期や誘因を聞き、さらに、クッパーマンの更年期指数(不定愁訴の症状を指数化したもの)のような、客観的な数字として表わせる検査を行ないます。これによって、症状の種類や程度(重症度)が明らかとなります。
 つぎにたいせつなのが、高血圧、低血圧、貧血、心疾患、甲状腺(こうじょうせん)疾患などの内分泌疾患や、仮面うつ病(コラム「仮面うつ病」)、うつ病、統合失調症(「統合失調症」)などの器質的疾患の有無の確認です。また、血液・尿検査、内診・細胞診・超音波検査などの婦人科一般検査、ホルモン測定(卵巣機能関連ホルモンなど)を行なうと同時に、婦人科だけでなく、内科や精神神経科の協力も必要になります。
 その後、更年期障害であることが確定すれば、タイプを決定する目的で、精神状態・生活環境・職場の問題・生育歴・性生活などの生活背景調査が行なわれます。このとき、心理テストなども併用されます。
 以上の検査によって、不定愁訴が心因性なのか、自律神経性なのか判断でき、さらに障害の程度まで確認することができます。
[治療]
 更年期障害は、卵巣機能の衰えがきっかけとなって発症する病気ですから、治療としては、卵巣機能の低下によって不足したホルモン(エストロゲン)を補充することは意味のあることです。しかし、自律機能系の失調としてみた場合は、中枢のある間脳の機能の回復をはかる治療が必要となります。
 したがって治療には、①ホルモン療法、②薬物療法(鎮静薬(ちんせいやく)の使用)、③心理療法(精神療法・説得療法)の3つの柱があるといえます。どれがいちばん必要な治療かは、各個人で異なるため、いろいろな検査により決定します。
 治療においてもっともたいせつなことは、閉経後の人生(約30年間)を快適に生活できるよう、医師が十分配慮することです。対症療法的で、その場かぎりのものであってはなりません。
 ホルモン療法 ホルモン補充療法ともいい、不足したホルモンを補う治療法です。いろいろなホルモン剤と使用方法がありますので、治療することによる利益と不利益をよく考え、決定されます。
 自律神経調整剤 自律神経失調型の不定愁訴に使用されます。
 精神安定剤 心身症型の愁訴がある場合に使用されます。
 漢方薬 副作用のない万能薬と思っている人が非常に多いのですが、効かないばかりか、副作用が出ることもあり、体質や症状に適した漢方薬(人によって異なる)を選択することがたいせつです。
 心理療法 心身症型の人が対象となりますが、婦人科の医師が苦手とする分野であり、精神神経科の助けが必要となることがあります。更年期障害は、精神的要素に大きく影響されますので、心理療法は重要な位置を占めます。
[日常生活の注意]
 一般に更年期は、人間だれでも(男も女も)経験する時期であり、身体的にだけではなく、心理的・社会的にも、ライフサイクルのうえで大きな変化の生じる時期です。
 子どもの受験や巣立ち、夫の定年、親の介護、自分の老化の自覚、夫婦問題の深刻化など、さまざまなライフイベントがおこってきますが、これらから受けるストレスをセルフコントロールできるよう、自分で努力する必要があります。孤立することなく、趣味のサークルに参加するのもよい方法の1つでしょう。自分の人生です。積極的に楽しんではいかがでしょうか。

出典:小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

食の医学館

こうねんきしょうがい【更年期障害】

《どんな病気か?》


〈ホルモンのアンバランスが体のバランスも乱す〉
 女性は体の成長にあわせて、思春期、成熟期、更年期(こうねんき)、老年期とわけられます。
 体が成熟して女性の機能として安定した時期をすごし、妊娠や出産を経験すると、いずれ閉経(へいけい)の時期を迎えます。この時期を更年期といい、これまで活発に女性としての役割をはたしてきた卵巣の機能も衰えてきます。
 卵巣は下垂体(かすいたい)から分泌(ぶんぴつ)される卵胞刺激(らんぽうしげき)ホルモンや黄体(おうたい)ホルモンに反応して機能しますが、衰えた卵巣は、ホルモンに対する感受性も弱まり、卵巣を機能させようと、下垂体からは過剰なホルモンが分泌されるようになります。
 卵巣ではエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌されていますが、同時に、その分泌も減少していきます。
 この変化は、年齢とともに生じる自然の現象といえますが、ホルモン分泌というのはつねにバランスをとりながら、全身の状態を正常に保っているもので、下垂体から過剰にホルモンが分泌されると、体全体のバランスを乱してしまうのです。
〈症状は、個人差が大きい。イキイキとした暮らしで解消〉
 このようなしくみによって、更年期の女性にみられる体のバランスのくずれが更年期障害です。自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)の一種と考えられており、症状も似ていますが、さまざまな不定愁訴(症状)が生じます。ほてり、頭痛、頭重(ずじゅう)、肩こり、腰痛、めまい、動悸(どうき)、発汗、のぼせ、冷え、食欲不振など直接体が感じるものもありますし、イライラや精神的な不安を感じたり、躁(そう)うつ状態をくり返したり、感情の起伏がはげしくなるなど、精神的な症状がみられることもあります。
 症状の現れ方や程度は人それぞれです。更年期を迎える時期は個人差があり、初経を早く迎えた人は遅く、遅かった人や月経異常で悩まされた人などは早いともいわれており、障害が現れる時期も異なるようです。また、さまざまな不定愁訴がすべてでるわけではなく、だいたい2つから3つの症状がでることが多いようです。
 ただ、社会生活や家庭環境、また栄養状態なども更年期障害に大きく影響するともいわれているため、ますます個人差が大きいことになるようです。症状の改善には、ホルモン剤を中心にした治療が行われることもあります。
 しかしたいせつなのは日常生活をイキイキとすごすことです。ふだんから規則正しい生活を心がけ、疲れやストレスをためないようにする、趣味や生きがいを見つけ、積極的に人生を楽しむ、更年期はだれにでも訪れ、更年期障害はだれもが経験することだと気持ちを楽にもつなどして乗り切りましょう。

《関連する食品》


〈ビタミンE豊富なナッツでホルモンバランスを正常化〉
○栄養成分としての働きから
 原因となるホルモンのアンバランスを少しでも正常化させるには、ビタミンEが有効です。ナッツ類に多く含まれますが、なかでも代表的なアーモンドやピーナッツをお茶の時間に食べたり、料理に使うなどして十分に補給しましょう。ビタミンEは抗酸化作用があるので、積極的にとりたい栄養素です。
〈きなこ、納豆などでイソフラボンを補給する〉
 また、減少するエストロゲンを食べものによって補給することもできます。植物のなかにはエストロゲン様物質を含むものがあり、のぼせの改善、自覚症状ではわからない骨密度の減少や腟(ちつ)の組織が薄くなるのを防ぐのに効果があります。植物エストロゲンの補給には、イソフラボンを含むダイズやダイズ製品が効果があります。
 現れるそれぞれの症状によって、より効果的な食品を選ぶことも必要です。イライラや精神的な不安、ストレスなどを取り除くには、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどが有効です。
 ビタミンCはストレス対抗ビタミンとも呼ばれていますし、肌を蘇(よみがえ)らせる効果もあります。ビタミンCはブロッコリーに多く含まれていますが、あわせてカロテンも豊富で、皮膚や粘膜(ねんまく)を保護してくれます。また、シジミもビタミンB1とカルシウムが豊富です。
 倦怠感(けんたいかん)や疲労感を取り除くにはニンニクが最適です。ニンニクに含まれるスコルジンは、体内の栄養素を燃焼させ、エネルギーにかえるため、体を元気にします。またニンニクには、アリシンも含まれており、胃腸の働きを活発にして食欲不振を解消します。
○漢方的な働きから
 不定愁訴を解消するには、それぞれの症状に対する薬効をもつ食材を利用するのも1つの方法です。
 たとえば、イライラが続く人はシソやレンコン、ユリ根が効果的です。いずれも興奮状態や神経の高ぶりを鎮める作用があります。
 動悸や肩こり、ほてり、めまいなどの症状がある人は、サフラン茶を飲んでみるといいでしょう。サフラン茶は、さまざまな体の不調を緩和する効果があり、更年期障害で起こる複合的な症状にも効果があります。また、ヨモギや当帰(とうき)の煎(せん)じ汁もあたたかいまま飲むと、更年期障害に効果があります。
○注意すべきこと
 ホルモンのアンバランスにより、閉経とともにふとってしまう、コレステロール値が上がってしまう、といった現象が起こることもあります。
 マーガリンやバター、脂身(あぶらみ)の肉類などのほか、脂質を多く含んでいるクッキーやケーキ、パイなどのお菓子類をひかえ、食物繊維を多くとりましょう。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

こうねんきしょうがい【更年期障害 climacteric disturbance】
更年期climactericとは性成熟期から老年期への移行期をいい,したがって男女ともに存在する。しかし,男性での移行はきわめて緩やかで,めだった変化や障害がほとんどないのに対し,女性では,排卵月経の〈みだれ〉や停止としてはっきりと認識できるばかりでなく,多くは後述のように,自律神経系の失調などの障害を訴える。これが更年期障害である。更年期障害は肉体的変化だけでなく,子どもの成長といった家庭環境の変化などからくる疎外感など,心理的背景が誘因となっていることも少なくない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうねんきしょうがい【更年期障害】
更年期の女性に起こる自律神経失調症状や精神神経症状。頭痛・腰痛・耳鳴り・めまい・不眠・肩こり・動悸・憂鬱など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こうねんき‐しょうがい カウネンキシャウガイ【更年期障害】
〘名〙 更年期であるために起こる自律神経症状を主とする症候群。間脳、卵巣、その他内分泌に関係のある臓器に老化が起こり、精神神経的要因が加わって、のぼせ、動悸(どうき)、血圧の動揺、めまい、神経過敏などの症状を呈する。
※こども(1968)〈北杜夫〉三「周期的な頭痛と、吐気までを訴え、更年期障害といわれて」

出典:精選版 日本国語大辞典
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六訂版 家庭医学大全科

更年期障害
こうねんきしょうがい
Menopausal syndrome
(女性の病気と妊娠・出産)

どんな病気か

 更年期は、まさに性成熟期から生殖不能期への移行期(45~55歳)にあたり、平均51歳で訪れる閉経以降の30年余の生活をいかに健康に過ごすかを考える、人生の節目といってもよいでしょう。更年期障害は、この時期に生じる自律神経失調(じりつしんけいしっちょう)症状と精神症状が相互に関係しあって起こる、不定愁訴(ふていしゅうそ)の総称と考えられます。

原因は何か

 更年期になると、加齢に伴う卵巣機能の低下によって、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が減り、これが脳の視床下部(ししょうかぶ)にある自律神経中枢に影響を及ぼして自律神経失調症を引き起こします。また、この年代の女性を取り巻く家庭や社会環境の変化からくる心理的ストレスが大脳皮質­大脳辺縁系(へんえんけい)に影響を与え、憂うつや情緒不安定などの精神症状を引き起こします。

 この自律神経失調症状と精神症状が相互に影響し合って、更年期障害の病状を複雑にしています。

症状の現れ方

 症状は、表10に示すように、自律神経失調症状、精神症状、その他の症状に分けられます。通常、自律神経失調症状と精神症状は混在しています。

 自律神経性更年期障害の代表的なものは、ホットフラッシュ(顔ののぼせ、ほてり)、発汗などの症状です。ホットフラッシュは閉経女性の40~80%に認められ、1~数年間続き、長期にわたる場合もあります。しかし、そのうち治療を要するものは25%とされています。

 精神症状としての憂うつは、閉経女性の約40%に認められています。また、最近の調査では、日本の更年期女性の特徴として、ホットフラッシュよりも肩こりや憂うつを訴える頻度が高いことがわかっています。

検査と診断

 更年期障害の疑いがある時は、専門医の診察を受け、まず血液ホルモン検査をすることをすすめます。

 更年期障害は、卵巣機能がまだ変動している時期にみられるもので、一定の時期が過ぎて卵巣機能が完全に低下し、全身の状態がホルモンの変化に慣れてくれば、自然によくなると考えられています。そのため、一度だけの血液ホルモン検査では、エストロゲンが正常な値を示すことがあります。更年期と診断されるためには、老化した卵巣を活発にしようとして脳下垂体(のうかすいたい)から大量に分泌される性腺刺激ホルモンの値が高いことを確認することが重要です。

 また、更年期障害は、甲状腺や循環器などの内科疾患、整形外科疾患、脳神経外科疾患、耳鼻科疾患あるいはうつ病などの精神科疾患と類似した症状を示すことがあるので、複数の診療科の受診が必要になることもあります。自分勝手に判断し、市販薬や民間療法に頼るのは禁物なので、正しい診断を受けてください。

 更年期障害の症状の程度は、クッパーマン更年期指数、簡略更年期指数などの質問用紙に答える方法によって、客観的に評価することができます。

治療の方法

 更年期障害の程度は、本人の性格、精神状態、周囲の環境などから影響を受けます。まずは、生活習慣・生活環境の改善を図るのが基本です。

 ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、発汗などを中心とする自律神経失調症状には、エストロゲンによるホルモン補充療法(HRT)や自律神経調整薬などによる薬物療法が中心になります。自律神経性更年期障害は、ホルモン補充療法により約1カ月で症状の改善をみることができます。

 一方、社会心理的要因により誘発されると考えられている精神症状性更年期障害に対しては、向精神薬を主体にした薬物療法と精神療法が有効ですが、精神症状のなかにはエストロゲンの欠乏に由来するものもあり、ホルモン補充療法が効果的な場合もあります。

 平均5年以上ホルモン補充療法を行っている女性では、行っていない女性と比べて乳がんの発症リスクが1.3~1.4倍高くなります。しかし、定期的な検診が行われているためか、ホルモン補充療法に関連する乳がんは比較的早期の予後のよいタイプが多く、乳がんによる死亡率はとくに増えていません。

 通常、子宮を摘出している女性には、エストロゲン製剤だけを単独で用います。子宮がある女性には、子宮内膜がんの発症を予防するため、エストロゲンとともに黄体(おうたい)ホルモン製剤が併用されます。

 黄体ホルモン製剤を周期的に投与すると、月経に似た出血を繰り返しますが、続けて用いていると、次第に不正出血はなくなります。

 現在、次第に広まりつつある低用量のホルモン補充療法では、同等の効果をあげながら不正出血の頻度は減っています。現在のところ、更年期障害に対するホルモン補充療法は、定期的な子宮がん・乳がん検診のもとで数年間をめどに行うのは問題ないと考えられます。

矢野 哲

出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
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EBM 正しい治療がわかる本

更年期障害
どんな病気でしょうか?

●おもな症状と経過
 女性が閉経を迎える前後数年間を更年期といいます。この時期、さまざまな心身の異常や不快な症状に悩まされることが多く、それを総称して更年期障害(こうねんきしょうがい)と呼んでいます。
 その症状は実に多様で、“ホットフラッシュ”といわれる、ほてり、のぼせ、動悸(どうき)、発汗(はっかん)などを中心に、頻尿(ひんにょう)、尿失禁(にょうしっきん)、肩こり、倦怠感(けんたいかん)、腰痛、関節痛などがおもにみられます。さらに不安、不眠、いらいら、物忘れ、うつ状態などの精神症状が加わる場合も少なくありません。
 訴えにくい症状として重要なのが、外陰部、腟の乾燥、萎縮(いしゅく)症状で、性交時痛として訴える人もいます。
 更年期障害の診断は、月経の異常と関係しているかが重要となるため、月経周期、月経量、出血パターンの変化について、いつもより気にしてみてください。
 更年期になると月経周期が短くなったり長くなったりして不順になり、やがて無月経となります。月経量は少なくなることも多くなることもあり、出血パターンとしては、前半に多くなったり、だらだら続く月経を経験したりします。この時期は、年齢的に子宮頸(しきゅうけい)がんだけでなく子宮体がんのリスクが増える時期でもあるため、体がん検診(子宮内膜診)を含めた子宮がん検診を受けることが勧められます。
 本人はこれら複数の症状に悩まされ不調を訴えますが、状態が不安定であることや症状の現れ方が断続的であることなどから、ほとんど原因となる病気がわからないまま不定愁訴(ふていしゅうそ)として扱われることが多いようです。
 女性の体は、閉経と前後して卵巣(らんそう)の機能が徐々に衰え、女性ホルモン(とくに卵胞(らんぽう)ホルモン・エストロゲン)の分泌が低下していきます。女性ホルモンは月経をおこしたり、女性生殖器の発育や骨量の維持、肌のはりをよくしたりするなど、女性の体に欠かせない役目を担っています。更年期の女性に骨粗(こつそ)しょう症(しょう)が多いのは、必要な骨量がエストロゲンの減少によって維持できなくなるからです。
 このようにホルモンバランスが崩れることで心身にいろいろな不調が現れますが、エストロゲンの分泌が止まり、卵巣機能が停止した状態に体が慣れれば、症状は自然に消えていきます。
 子宮摘出(てきしゅつ)後の女性では月経異常がわかりにくいため、閉経の診断に、日本ではFSH値(40ミリ・インターナショナルユニット/ミリリットル以上)とエストラジール(E2)値(20ピコグラム/ミリリットル以下)が使われることがありますが、欧米では「FSHの上昇は閉経の予兆であるが、閉経の年齢を予想するにはあまり役立たない」と明記されており、FSHとE2の値だけから閉経時期の予測を行うことは難しいといえます。(1)(2)

●病気の原因や症状がおこってくるしくみ
 更年期障害の一番の原因は、卵巣の機能が急激に低下しエストロゲンの分泌が減るためです。それに加え、この時期には子どもの成長に伴い、子どもが進学、結婚を機に独立することによる孤独感や疎外感(そがいかん)(空の巣症候群)、夫の定年といった人生への不安感、女性性喪失(じょせいせいそうしつ)や老化への恐怖、あせりなど、精神的にもいろいろな変化に見舞われます。このようなライフサイクルの変化をきっかけにいろいろな症状が引きおこされます。

●病気の特徴
 個人差がありますが、平均的な閉経年齢は45~55歳の50±5歳くらいで、更年期はその前後数年間、40歳代前半から50歳代後半までに現れることが多いといえます。症状の程度も比較的軽度なものから、多様な症状に襲われる人までさまざまです。


よく行われている治療とケアをEBMでチェック

[治療とケア]ほかの病気ではないことを確認し、原因を明らかにする
[評価]☆☆
[評価のポイント] 症状の原因が内分泌の病気など、ほかのなんらかの病気によるものではないことを確認することは、専門家の意見や経験から支持されています。甲状腺機能異常は、月経異常を伴い、亢進症(こうしんしょう)では動悸、低下症では抑うつ状態などを伴うことがあります。更年期女性は甲状腺疾患のおこりやすい年齢でもあるため、更年期症状がある際には甲状腺機能は必ず評価してもらいましょう。(3)

[治療とケア]家族関係や本人の精神状態が原因と考えられる場合は、カウンセリングを行う
[評価]☆☆
[評価のポイント] エストロゲンの減少以外に、生活環境や精神的なものが引きがねとなって症状が引きおこされている場合は、婦人科や精神科の専門医によるカウンセリングが必要です。これは専門家の意見や経験から支持されています。

[治療とケア]ホルモン補充療法(ほじゅうりょうほう)(HRT)を検討する
[評価]☆☆☆
[評価のポイント] ホルモン補充療法は、結合型エストロゲンとメドロキシプロゲステロン酢酸エステルを併用して服用するのが一般的です。子宮摘出後であればエストロゲンのみを、子宮がある女性はエストロゲンと、子宮体がん予防のためプロゲスチンを服用することが勧められています。
 非常に信頼性の高い複数の臨床研究によると、エストロゲン製剤と黄体ホルモン(プロゲステロン)製剤の併用療法(EPT)は、更年期障害の症状であるほてり、うつ症状、尿路症状などを改善させ、骨粗しょう症を予防する一方、乳がんや血栓症(けっせんしょう)を発症する危険性があるとしています。
 また、アメリカで発表された非常に信頼性の高い臨床研究によると、HRTによって増加する疾患としては、虚血性脳卒中(きょけつせいのうそっちゅう)(1.29倍)(出血性脳卒中は1.07倍で変化なし)、乳がん(1.26倍)、静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)(2.06倍)があげられています。卵巣がんは、有意な上昇がないといわれていましたが、最近、上昇するとの報告がありました。また、肺がんの約80パーセントを占める非小細胞がんでは有意な増加は認められませんでしたが、肺がんによる死亡と悪化が進んだ転移性の腫瘍はともに1.87倍と増加しました。冠動脈疾患(かんどうみゃくしっかん)は、EPTにより1.23倍心筋梗塞(しんきんこうそく)が増えるとの報告もありますが、閉経後10年未満では増加はみられず、エストロゲン単独療法(ET)では上昇は認められていません。このため、ホルモン補充療法ガイドラインでは、閉経早期の健康女性へのHRTは心筋梗塞のリスクを増加させないとしています。(4)~(14)
 HRTを慎重に行うべきとされる疾患に、片頭痛胆のう炎胆石症があります。前兆のある片頭痛の女性では脳卒中が増加するリスクが報告され、EPT、ETともに胆のう疾患(1.67倍)、胆のう疾患による手術(1.59倍)のリスクを増加させました。また、閉経前後のHRTにより子宮筋腫が増大する可能性や、閉経後のHRTにより内膜症が再燃する可能性もあるとされています。
 HRTの効果とリスクは、年齢、閉経後の年数と健康状態、薬の種類や黄体ホルモン併用の有無、投与経路、投与期間により異なるので、医師と十分に相談する必要があります。

[治療とケア]漢方薬を用いる
[評価]☆☆☆
[評価のポイント] 漢方薬の効果を認めた臨床研究がではじめています。専門家の意見や経験から、ホルモン補充療法が行えない患者さんには漢方薬を用いる場合があります。(15)~(18)

[治療とケア]それぞれの症状を抑えるための薬を用いる
[評価]☆☆
[評価のポイント] 自律神経調節薬や抗不安薬などをそれぞれの症状に応じて用いることは、専門家の意見や経験から支持されています。

[治療とケア]抗うつ薬と認知療法(日本ではカウンセリング)の併用療法を行う
[評価]☆☆☆
[評価のポイント] 更年期障害に対する抑うつ症状には、抗うつ薬であるSSRIと精神療法の併用療法が勧められています。また、認知行動療法の有効性が報告されています。(19)(20)
 ただし、日本では精神科医による認知行動療法は保険適用がありますが、臨床心理士によるカウンセリングは保険適用がありません。

[治療とケア]本人が人生の転換点であることを認め、それを受け入れるための環境づくりを行う
[評価]☆☆
[評価のポイント] 更年期は患者さんにとってライフサイクルの節目であり、新たなスタートなのだということを理解し、さまざまな不調からくるストレスを軽減できるよう環境を整えることは、更年期のつらさを少しでも軽減する一つの手段として、専門家の意見や経験から支持されています。


よく使われている薬をEBMでチェック

ホルモン補充療法(併用)
[薬用途]エストロゲン(卵胞ホルモン)+プロゲステロン(黄体ホルモン)
[薬名]プレマリン(結合型エストロゲン)またはエストラーナ(エストラジオール:経皮)+プロベラ/ヒスロン(メドロキシプロゲステロン酢酸エステル)(21)~(24)
[評価]☆☆
[薬名]プレマリン(結合型エストロゲン)またはエストラーナ(エストラジオール:経皮)+デュファストン(ジドロゲステロン)(4)(5)(25)(26)
[評価]☆☆
[薬名]メノエイドコンビパッチ(エストラジオール・酢酸ノルエチステロン配合剤:経皮)(27)
[評価]☆☆
[評価のポイント] 結合型エストロゲンとメドロキシプロゲステロン酢酸エステルを併用して服用するのがホルモン補充療法の一般的な方法です。非常に信頼性の高い複数の臨床研究によると、この併用療法はほてりの症状やうつ状態、尿路症状などを改善させ、骨粗しょう症を予防する一方、乳がんや虚血性脳卒中、血栓症、卵巣がんなどを発症する危険性があるとしています。また、別の非常に信頼性の高い臨床研究によると、虚血性脳卒中(1.29倍)、乳がん(1.26倍)、静脈血栓塞栓症(併用療法2.06倍、エストロゲン単独療法 1.47倍)が増加するとしています。
 以前は、骨粗しょう症予防に、HRTが勧められていましたが、今は勧められていません。ビスフォスフォネート製剤など、ほかに有効な薬剤があり、そちらが勧められています。更年期症状が続き、骨粗しょう症の薬が飲めないなどの場合に、HRTを考慮するとよいでしょう。
 効果とリスクをあわせもつ治療法なので、医師と十分に相談する必要があります。

エストロゲンホルモン補充療法
[薬用途]エストロゲン
[薬名]エストリール(エストリオール)
[評価]☆☆
[薬名]プレマリン錠(結合型エストロゲン)
[評価]☆☆
[薬名]ジュリナ錠(エストラジオール)
[評価]☆☆
[薬名]ディビゲル(エストラジオール:経皮)
[評価]☆☆
[薬名]ルエストロジェル(エストラジオール:経皮)
[評価]☆☆
[評価のポイント] 子宮のない女性にのみ適応されます。経皮吸収剤のほうが血栓症のリスクが少ないといわれています。エストリオールは効きめが穏やかであるため、単独で使われます。いずれの薬も有効性を示す臨床研究は見あたりませんが、専門家の意見や経験から支持されています。

更年期障害にみられる自律神経失調症を改善する漢方薬
[薬名]加味逍遙散(かみしょうようさん)(15)~(18)
[評価]☆☆☆
[薬名]桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)(16)(18)
[評価]☆☆☆
[薬名]当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)(16)(18)
[評価]☆☆☆
[薬名]女神散(にょしんさん)(17)
[評価]☆☆
[薬名]通導散(つうどうさん)(17)
[評価]☆☆
[薬名]黄連解毒湯(おうれんげどくとう)(17)
[評価]☆☆
[薬名]柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)(17)
[評価]☆☆
[評価のポイント] 漢方薬の効果については専門家の意見や経験から支持されています。近年、更年期障害に対する漢方治療の有効性に関しては、HRTと加味逍遙散のランダム化比較試験を含めて報告がでてきています。そのほか、症状に応じて次のような漢方薬が用いられることもあります。温清飲(うんせいいん)、五積散(ごしゃくさん)、温経湯(うんけいとう)、三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)、四物湯(しもつとう)、川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)など。(17)

自律神経失調症を抑える薬
[薬用途]自律神経調節薬
[薬名]グランダキシン(トフィソパム)
[評価]☆☆
[評価のポイント] トフィソパムの効果については専門家の意見や経験から支持されていますが、根拠を示した臨床研究は見あたりません。

不安を抑える薬
[薬用途]抗不安薬
[薬名]デパス(エチゾラム)
[評価]☆☆
[評価のポイント] エチゾラムの効果については専門家の意見や経験から支持されていますが、根拠を示した臨床研究は見あたりません。

うつ状態を抑える薬
[薬用途]抗うつ薬/SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)
[薬名]パキシル(パロキセチン塩酸塩水和物)(28)
[評価]☆☆☆☆☆
[薬名]ジェイゾロフト(塩酸セルトラリン)(28)
[評価]☆☆☆☆☆
[薬用途]抗うつ薬/SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)
[薬名]サインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)(28)
[評価]☆☆☆☆☆
[評価のポイント] SSRIやSNRIは抑うつ症状などの精神的症状のみならず、自律神経失調症状に対する有効性も、信頼性のある臨床研究によって確認されています。ただし、日本では更年期障害に対する保険適用はありません。


総合的に見て現在もっとも確かな治療法
更年期障害の症状の多くはホルモン補充療法で改善できる
 エストロゲン(卵胞ホルモン)の減少が更年期障害の原因であることから、卵胞ホルモンの補充が有効であろうことは当然予測されます。実際、ほてり、のぼせ、動悸、発汗、不安、不眠、いらいらなど、更年期障害の症状の多くは、卵胞ホルモンの使用で驚くほどよくなります。
 そこで、更年期障害の症状を緩和(かんわ)するために、ホルモン補充療法が行われています。この治療法ではエストロゲン製剤とともに子宮体がんの予防のためプロゲスチンを併用します。

ホルモン補充療法には継続性や不正出血などのわずらわしさも伴う
 しかし、欧米と比べてわが国では、このホルモン補充療法を受けている女性は著しく少ないのが現状です。ホルモン補充療法を受けるためには、婦人科医を受診しなくてはならず、さらに、周期的にホルモン補充を行うことで月経のような出血(不正出血)や、乳房痛、乳房が張る感じがおこるなどのわずらわしさがあるためかと思われます。

欧米ではホルモン補充療法の考え方に変化の可能性
 かつてホルモン補充療法では、更年期障害の症状以外に、心筋梗塞などの心臓病も予防でき、女性の認知症も予防できる可能性が高いと考えられていたのですが、これまでの研究(観察研究)よりも信頼性の高い研究(ランダム化比較試験)で心臓病についても認知症についても予防効果がないとされ、大きな話題になりました。
 毎年いろいろな報告がでてきており、今の時点でホルモン補充療法をはっきりとよい、悪いと判断するのは難しいといえます。今後の研究結果により、ホルモン補充療法に対する考え方が大きく変わってくる可能性もあります。

ホルモン補充療法は副作用もある
 また、ホルモン補充療法では乳がんや静脈血栓塞栓症、虚血性脳卒中などの発症率を増加させるとのデータがあります。乳がんほど実際の患者数は多くありませんが、卵巣がんも増加するとのデータもあります。絶対値としての確率はそれほど高くありませんが、それでも、ホルモン補充療法を多くの女性に思いとどまらせる事実ではあります。2~3年の短期間であればリスクも少ないといわれています。
 更年期障害のつらさと、このような副作用のおこる確率を考えあわせて判断するのは誰にとっても難しいものです。医師から十分な説明を受けて、自分自身納得がいくようによく考えて治療法を選ぶべきでしょう。

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出典:法研「EBM 正しい治療がわかる本」
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