●曹髦【そうぼう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
曹髦
そうぼう
Cao Mao; Tsa`o Mao
[生]正始2(241)
[没]景元1(260)
中国,三国時代の魏の第4代皇帝 (在位 254~260) 。字は彦土。普通,即位前の位によって高貴郷公という。東海王曹霖の子。魏の権臣司馬師に迎えられて皇帝の位についた。師没後,その弟の司馬昭の権勢が日を追って盛んになるのをみて怒りにたえず,殿中の宿衛兵などを率いて討って出,殺された。これは魏の皇帝側の司馬氏に対する最後の抵抗ともいうべきものであった。
[没]景元1(260)
中国,三国時代の魏の第4代皇帝 (在位 254~260) 。字は彦土。普通,即位前の位によって高貴郷公という。東海王曹霖の子。魏の権臣司馬師に迎えられて皇帝の位についた。師没後,その弟の司馬昭の権勢が日を追って盛んになるのをみて怒りにたえず,殿中の宿衛兵などを率いて討って出,殺された。これは魏の皇帝側の司馬氏に対する最後の抵抗ともいうべきものであった。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「曹髦」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●曹髦の関連情報
関連キーワード
| アメリシウム| アッタロス朝| トリブス| アギス[4世]| アッタロス[1世]| トリブス| アギス4世| アメリシウム| アルダシール1世| エウメネス1世|