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曾我物語【そがものがたり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

曾我物語
そがものがたり
鎌倉時代末頃の準軍記物語。英雄伝記物語。作者,成立年未詳。 12巻,あるいは 10巻。真名本 (変体漢文体) と仮名交り本とがあり,後者が流布するが,原本は真名本か。真名本は,箱根の僧で,のち比叡山に関係深い僧が原作を修訂増補したものかという。曾我兄弟仇討ちの遠因から起筆,兄弟の成長,仇討ちの苦心,仇討ちの成就,兄弟の死,および後日談を記す。『平家物語』の影響を受け,これに対してつくられた関東武士の物語。兄弟の鎮魂の意もあって,関東で語り伝えられたものらしい。仏教色が濃く和漢の説話を多く収める。曾我伝説の集成として後代文学に大きな影響を与えた。

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世界大百科事典 第2版

そがものがたり【曾我物語】
軍記物ふうの英雄伝記物語。作者不詳。鎌倉後期から室町初期にかけての成立。伝本に真字本(10巻)と仮名本(10巻,または12巻)とがある。1193年(建久4)5月28日夜,曾我十郎祐成(すけなり)・同五郎時致(ときむね)兄弟が父の敵工藤祐経(すけつね)を討ち取った事件を中心に構成された物語で,この仇討の原因となった伊東家同族間の所領争い,祐経による兄弟の父河津三郎の暗殺,母の曾我氏への再嫁などから物語が始められる。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

そがものがたり【曾我物語】
軍記物語。仮名本は一二巻、真名本・大石寺本は一〇巻。原作者は伊豆・箱根関係の唱導僧と考えられている。南北朝時代頃成立か。曾我兄弟の敵(かたき)討ちに関して、発端から後日談までの伝承を故事などをまじえて語る。「七十五番職人歌合」によれば、語り物としても享受された。「曾我物」と呼ばれる諸作品のもとになる作品。

出典:精選版 日本国語大辞典
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

曾我物語
(別題)
そがものがたり
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
曾我譚
初演
慶応1.8(京・東芝居)

出典:日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」
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曾我物語
(通称)
そがものがたり
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
梅暦曙曾我
初演
安永9.1(江戸・市村座)

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