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有価証券信託【ゆうかしょうけんしんたく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

有価証券信託
ゆうかしょうけんしんたく
securities in trust
信託引受の際に信託財産として有価証券を受け入れる信託信託銀行が受け入れる有価証券の種類は国債地方債社債株式,外国証券,その他の証券にかぎられる(信託業法施行細則業務報告書雛型10項)。信託目的によって,管理有価証券信託運用有価証券信託処分有価証券信託に区分される。管理有価証券信託は,表示有価証券信託ともいわれ,信託銀行が引き受けた有価証券面に信託の表示をして保管し,利息や配当金の取り立て,増資新株の引き受け・払い込み,償還金の取り立て,議決権行使などの権利保全に関する事務を行なう。運用有価証券信託は,信託銀行が引き受けた有価証券を管理しながら得られる利息や配当金のほか,その証券自体を積極的にほかに貸し付けるなどの方法によって運用し,さらに収益をあげることを目的とする信託で,運用方法によって,貸付運用有価証券信託,担保運用有価証券信託の 2種類がある。処分有価証券信託は,有価証券の処分を目的とした信託であるが,有価証券の処分は通常代理事務をもって行なわれるため,この信託が使われる例はほとんどない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

有価証券信託
ゆうかしょうけんしんたく
信託引受けにあたり信託財産として有価証券を受け入れる信託。信託目的により管理信託、運用信託、処分信託に分類される。管理信託は、証券所有者が証券の管理を受託者に依頼するもので、単に保管だけでなく、利息、配当金、償還金の取立て、新株式の引受け、議決権の行使などを内容とし、証券面に信託財産であることが表示される。運用信託は、受託者に証券の管理だけでなく運用も依頼し、証券本来の配当・利息などの取得のほか、運用による利益まで取得しようとするもの。運用方法には、受託証券を貸し付けて賃貸料を得る貸付運用と、受託証券を担保に資金を借り入れ、その資金を貸し付けて貸付利息と借入利息の差益を得る担保運用とがある。処分信託は、証券所有者が証券の処分を受託者に依頼するものであるが、証券の処分は比較的容易であるため、処分信託が利用されることはない。2008年(平成20)3月末時点で、その受託残高は52兆5655億円となっている。[麻島昭一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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