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朝田墳墓群【あさだふんぼぐん】

国指定史跡ガイド

あさだふんぼぐん【朝田墳墓群】

山口県山口市朝田・古敷にある墳墓群。山口盆地の南西部、北側の山塊から幾筋か盆地に向かって張りだした丘陵に位置する、弥生時代後半から古墳時代後半にかけての墳墓群。国道9号山口バイパス建設工事にともなって遺跡が見つかり、1975年(昭和50)から行われた発掘調査で300基以上の墓が発見されている。発掘調査は5区域に分けて行われ、木棺墓、箱式石棺墓、壺棺墓、周溝墓、石蓋(せきがい)土坑墓、横穴古墳、横穴式石室墳など、埋葬遺構の種類の多様さと数の多さは群をぬいている。この墳墓群は木棺墓が最初につくられ、ついで箱式石棺と壺棺墓、さらに周溝墓と石蓋土坑墓へと移り、最後に古墳がつくられていることが判明した。弥生時代の集団墓から古墳時代の個人墓への時代的推移や背景となる当時の社会構造を知るうえで重要な遺跡となっている。1982年(昭和57)に墳墓群の北東端の第I地区が国の史跡に指定された。現在、国道9号朝田トンネルの上に、史跡朝田墳墓群公園として整備され、実際の墳墓群は地下にあるが、それらを地上に復元している。JR山口線矢原駅から徒歩約25分。

出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
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