●木曾【きそ】
世界大百科事典 第2版
きそ【木曾】
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精選版 日本国語大辞典
きそ【木曾】
[1]
[一] 長野県南西部、御嶽の東、木曾山脈の西側、木曾川の上流域を占める地域。現在の木曾郡(旧西筑摩郡)にあたる。国内有数の森林地帯で良材の産地。古くは美濃国に属したが、のち信濃国に属することとなった。江戸時代は尾張藩が領有した。岐曾、岐蘇、吉祖、岐岨とも表記。→木曾路・木曾谷・木曾山。
[二] 木曾義仲をいう。
[三] 謡曲。四番目物。観世流。作者不詳。別名「埴生(はにゅう)」「木曾願書」。「平家物語」による。木曾義仲が越中国埴生に陣をしいた時、右筆の覚明は願書を書いて八幡宮に奉納する。そして、酒宴を開いて出陣を祝い、倶利伽羅(くりから)で大勝利をおさめる。
[2] 〘名〙 男児の節句に飾る木刀。菖蒲刀(しょうぶがたな)。
※随筆・嬉遊笑覧(1830)九「『羅山文集』慶安辛卯五月云々童児立紙幡木曾、これは菖蒲刀を木曾といへり」
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
木曾
(通称)
きそ
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
- 元の外題
- 義長三ツ巴
- 初演
- 正徳2.9(江戸・中村座)
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
木曾
きそ
「球磨型軽巡洋艦」のページをご覧ください
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