●木版印刷【もくはんいんさつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
木版印刷
もくはんいんさつ
wood block printing
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デジタル大辞泉
もくはん‐いんさつ【木版印刷】
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世界大百科事典 第2版
もくはんいんさつ【木版印刷】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
木版印刷
もくはんいんさつ
版材に木を使った凸版印刷。もっとも古い印刷方法で、7世紀ごろから中国で経典、仏像、紙幣などの印刷に使っていた。木版には板目木版と木口(こぐち)木版とがある。板目木版は、朴(ほお)や桜の材を縦に切った板を版材(版木)とし、これに彫刻をする。この版に刷毛(はけ)で水性インキをつけ紙を当て、その上からバレンで擦って印刷をする。文字の種類の多い日本では、活版印刷発明後も江戸時代までは出版に使われていた。木口木版は、つげ材を横に切った板に彫刻した版である。板目木版に比べて非常に堅いので、白抜きの図柄が多い。木口木版はイギリスで開発され、ヨーロッパで使用されていたので西洋木版という人もある。味わいのある印刷物ができる。
[平石文雄]
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旺文社日本史事典 三訂版
木版印刷
もくはんいんさつ
中国で始まり,日本では奈良時代の百万塔陀羅尼がはじめとされる。仏教の経典を木版刷にすることが多く,室町時代に中国版式の五山版が新しく発展。近世初期,朝鮮の技術が入り,江戸時代に最盛期をむかえた。
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