●末代【マツダイ】
デジタル大辞泉
まつ‐だい【末代】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
末代 まつだい
駿河(するが)岩本の実相寺の智印にまなび,加賀白山(はくさん),伊豆(いず)日金(ひがね)山で修行。富士山に数百度登頂し,久安5年(1149)ごろ山頂に大日寺を建立した。富士山麓(さんろく)の村山に伽藍(がらん)をたて,即身仏となり,大棟梁権現としてまつられたという。通称は富士上人。
出典:講談社
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精選版 日本国語大辞典
まつ‐だい【末代】
〘名〙
① 事物の一連の経過のうちで、勢いが衰えて終わろうとする頃。
※大東急記念文庫文書‐延長七年(929)七月一四日・伊勢国飯野荘勘注「而東大寺専無二一枚公験一、唯視相只大之字、臨三末代致二奪妨一、此於レ事甚无レ道也」
② 遠い先の世。のちの時代。後世。将来。
※霊異記(810‐824)上「所レ造経疏長流二末代一」 〔謝霊運‐七里瀬詩〕
③ =まっぽう(末法)
※中右記‐嘉保二年(1095)二月一日「其実誠雖二末代一、仏力之霊験自以顕然者歟」
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