●本書【ホンショ】
デジタル大辞泉
ほん‐しょ【本書】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
ほん‐しょ【本書】
〘名〙 (古く「ほんじょ」とも)
① 文書・書籍の主部、本体となる部分。副進文書(添状・具書)・注釈・付録などに対していう。本文。正文(せいぶん)。
※今鏡(1170)四「天台の止観とかいふふみを、〈略〉本書ばかりはつたへさせたまひてけり」
② 正式の文書。正文(しょうもん)。下書き・写しに対していう。
③ 基準・根拠となる本。正本(しょうほん)。原本。
※能序破急事(1418)「此本書、花習内 題目六ケ条事書八ケ条也」
④ 党派・宗派・流派などで、最も重んじられる書物。基本とされる書物。
※中右記‐大治四年(1129)六月二日「但諸道雖有本書、必有私説口伝」
⑤ 話題にしている、この文書、書籍。
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一「本書全篇に論ずる所の利害得失は」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「本書」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●本書の関連情報