●李承晩ライン【りしょうばんライン】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
李承晩ライン
りしょうばんライン
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デジタル大辞泉
りしょうばん‐ライン【李承晩ライン】
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世界大百科事典 第2版
りしょうばんライン【李承晩ライン】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
李承晩ライン
りしょうばんらいん
韓国(大韓民国)の李承晩大統領が1952年1月18日に「海洋主権宣言」によって朝鮮半島周辺の広大な水域に主権を主張し画定した線。この線は、場所によっては距岸200海里近くに及んだ。海洋主権宣言は、韓国の大陸棚の資源に主権を主張し、また、上述の水域の表面、水中および海底の天然資源に主権を主張した。この宣言は、第二次世界大戦後の日本漁業を規制したマッカーサー・ラインの廃止(1952)に伴って、日本漁船の韓国周辺水域への出漁を阻止しようとしたもので、韓国は、宣言の前後にわたり多数の日本漁船を拿捕(だほ)した。この李承晩ラインは、1965年(昭和40)の日韓漁業協定によって、実質的に廃止された。
[水上千之]
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精選版 日本国語大辞典
りしょうばん‐ライン【李承晩ライン】
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旺文社日本史事典 三訂版
李承晩ライン
りしょうばんライン
日本側でこれを李承晩ラインと呼んだ。竹島を含む公海に主権を主張するものなので政府が抗議したが,韓国はこの線内の日本漁船などを捕らえ漁民を抑留した。その後このラインをめぐり紛争が絶えなかったが,1965年の日韓条約・日韓漁業協定成立によりいちおう解決した。
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