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李斯【りし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

李斯
りし
Li Si
[生]?
[没]胡亥2(前208)
中国,の政治家。上蔡 (河南省) の人。初め郡の小役人となり,のち発奮して荀子に学び,秦に仕え,始皇帝の「逐客」 (外来者追放策) を諫止し,丞相となり法治主義をとった。秦の郡県制の施行,文学,度量衡の統一,「焚書の令」 (一種の言論弾圧) などは彼の献策により,その内政外交は秦帝国確立の大きな基礎をつくった。始皇帝の死後2世皇帝を擁立して実権をふるったが,宦者趙高讒言によって処刑された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

り‐し【李斯】
[?~前210]中国、の政治家。楚(そ)の上蔡の人。荀子に学び、始皇帝に仕えて丞相となり、郡県制施行、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)、文字・度量衡の統一などを進言した。始皇帝の死後、讒言(ざんげん)により刑死。

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世界大百科事典 第2版

りし【李斯 Lǐ Sī】
?‐前210
中国,秦の政治家。楚の上蔡(河南省上蔡県)の人。荀子に師事して帝王治世の術を学び,法治主義者となる。のち秦に行き,呂不韋(りよふい)に推されて秦王政(のちの始皇帝)のとなり,統一後も始皇帝,二世皇帝に仕え,廷尉,丞相の要職を歴任した。この間,郡県制の施行をはじめとする政治制度を確立し,また籀文(ちゆうぶん)の画を省いて統一字体の小篆(しようてん)をつくるなど,統一帝国の体制を整えるうえで重要な役割を果たしたが,姦臣の趙高に欺かれて二世の怒りをかい,三族誅滅の極刑に処せられた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

李斯
りし
(?―前208)

中国、秦(しん)の統一に功績のあった法家の政治家。戦国楚(そ)の上蔡(じょうさい)の人。荀子(じゅんし)について帝王の術を学んだが、楚や東方の諸国には天下を統一する望みがなかったので、西の秦に赴いた。丞相呂不韋(じょうしょうりょふい)の食客の身から、秦王政(せい)(後の始皇帝)に仕えることになった李斯は、東国離反の策を進言し、それが成功すると客卿(きゃっけい)(他国出身の大臣)にあげられた。当時、逐客令(ちっきゃくれい)(他国出身者の追放令)が出されたが、李斯が反対論を唱えると廃された。以後、李斯の策は重用され、秦王を助けて天下の統一を実現させたので、丞相の地位についた。郡県制、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)、文字・度量衡の統一などの政策は彼の進言による。始皇帝の死後、趙高(ちょうこう)が末子胡亥(こがい)を二世皇帝にたてる謀略に荷担したが、のちに2人の無道ぶりを非難して投獄され、腰斬(ようざん)の刑で死んだ。

[鶴間和幸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

り‐し【李斯】
中国秦の政治家。韓非子とともに荀子の門下で、法家思想による中央集権政治を主張。始皇帝の丞相として、郡県制の実施、文字・度量衡の統一、外征の立案など、統一帝国の確立に貢献した。始皇帝の死後、二世皇帝を擁立したが、趙高の讒言で失脚。紀元前二一〇年処刑された。

出典:精選版 日本国語大辞典
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