●李朝【リチョウ】
デジタル大辞泉
り‐ちょう〔‐テウ〕【李朝】


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世界大百科事典 第2版
りちょう【李朝 (R)Icho】
1392年に高麗を滅ぼして成立し,1910年まで続いた朝鮮の王朝。李氏朝鮮の略称で,朝鮮王朝ともいう。李朝が成立した時期は,ちょうど日本では南北朝の動乱が終わって室町幕府が確立した時期であり,中国でも約20年前に元が滅びて明が成立している。このように高麗から李朝への転換は,東アジアの大きな変動の一環をなしている。李朝は518年間存続し,東アジアでは例をみない長期の王朝であった。
【時代区分と概説】
李朝時代を時期区分すれば,初期(1392‐1469)=支配体制の確立期,中期(1470‐1607)=支配体制の動揺期,後期(1608‐1860)=支配体制の解体期(再編期),末期(1860‐1910)=朝鮮近代の4期に区分することができる。
【時代区分と概説】
李朝時代を時期区分すれば,初期(1392‐1469)=支配体制の確立期,中期(1470‐1607)=支配体制の動揺期,後期(1608‐1860)=支配体制の解体期(再編期),末期(1860‐1910)=朝鮮近代の4期に区分することができる。
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精選版 日本国語大辞典
り‐ちょう ‥テウ【李朝】
[一] 「りしちょうせん(李氏朝鮮)」の略称。
[二] ベトナムの王朝(一〇〇九‐一二二五)。前黎朝の部将李公蘊(りこううん)が自立して建てた国。都は昇龍(現在のハノイ)。はじめ国号を大瞿越と称し、のち大越に改めた。宋軍の侵入を撃退、チャンパを征して国勢盛んであったが、九代二一六年で外戚の陳氏に滅ぼされた。仏教が栄え、また、中国文化を積極的に受容した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
李朝
りちょう
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