●杞柳製品【きりゅうせいひん】
事典 日本の地域ブランド・名産品
杞柳製品[木工]
きりゅうせいひん
東海地方、岐阜県の地域ブランド。
瑞穂市で製作されている。江戸時代から杞柳製品は盛んに利用された。白柳を使って編まれる柳行李は、衣装などの入れ物として使われていた。耐湿性があるが折れやすい大葉種、収穫量の多い中葉種、編組細工に適し小枝の少ない細葉種の3種類の柳がある。同じ寸法に白柳を整え、伝統の技術を用いて編んでいく。現在はバスケットやケースが主な製品。岐阜県郷土工芸品。
瑞穂市で製作されている。江戸時代から杞柳製品は盛んに利用された。白柳を使って編まれる柳行李は、衣装などの入れ物として使われていた。耐湿性があるが折れやすい大葉種、収穫量の多い中葉種、編組細工に適し小枝の少ない細葉種の3種類の柳がある。同じ寸法に白柳を整え、伝統の技術を用いて編んでいく。現在はバスケットやケースが主な製品。岐阜県郷土工芸品。
出典:日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」
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