●東北本線【とうほくほんせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
東北本線
とうほくほんせん
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とうほく‐ほんせん【東北本線】
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世界大百科事典 第2版
とうほくほんせん【東北本線】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
東北本線
とうほくほんせん
東日本旅客鉄道(JR東日本)の線路名称。東京―福島―仙台―盛岡間535.3キロメートル、日暮里(にっぽり)―尾久(おく)―赤羽間7.6キロメートル、岩切(いわきり)―利府(りふ)間4.2キロメートル(単線)、赤羽―武蔵(むさし)浦和―大宮間18.0キロメートル、松島―高城町(たかぎまち)間0.3キロメートル(単線)および貨物線6.6キロメートルよりなる。東北本線は基本的には関東地方と東北地方を縦断して東京と青森を結ぶ路線であり、東京―青森間739.2キロメートルがその幹線をなしていたが、東北新幹線の盛岡―八戸(はちのへ)間開通(2002)および八戸―新青森間開通(2010)に伴い、同区間と並行する東北本線の盛岡―青森間(203.9キロメートル)を第三セクターのIGRいわて銀河鉄道および青い森鉄道に移管した。旅客扱い線は特記した線以外は全線が複線および複々線。黒磯(くろいそ)駅を境として、以南が直流、以北が交流電化されている。上野―黒磯間は宇都宮(うつのみや)線の愛称がある。
日本鉄道によって1883年(明治16)上野―大宮間を開業したのち逐次延長し、1891年青森までを全通した。1906年(明治39)国有化され、1909年の線路名称制定とともに東北本線となった。上野―東京間の旅客線が開業したのは1925年(大正14)であるが、東京側のターミナル駅は開業時より一貫して上野であった。高崎線方面への列車も上野―大宮間では東北本線上を走る。貨物線を除く在来線全線の複線化と電化はともに1968年(昭和43)に完成した。1982年の東北新幹線(大宮―盛岡間)の開業によって、大都市間の旅客輸送の機能は新幹線に移り、在来線は個々の都市圏内輸送を主とするようになった。1987年、日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化に伴い、JR東日本に所属。
2001年(平成13)の湘南(しょうなん)新宿ラインの運行開始とともに、一部列車は池袋、新宿、渋谷を経由して横須賀(よこすか)線と直通運転を開始した。2015年3月に上野東京ラインが開業したことで、上野止まりであった列車の多くが東海道本線と直通運転を行うようになった。また同年5月には、松島―高城町間に仙石線との連絡線が開通し、仙石東北ラインが運行を開始した。
[青木栄一・青木 亮 2016年3月18日]
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精選版 日本国語大辞典
とうほく‐ほんせん【東北本線】
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