●東胡【とうこ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
東胡
とうこ
Tong-hu; Tung-hu
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デジタル大辞泉
とう‐こ【東×胡】
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世界大百科事典 第2版
とうこ【東胡 Dōng hú】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
東胡
とうこ
春秋時代(前770~前453)ごろからモンゴル高原東部に現れた狩猟牧畜民族。初めは、西方の月氏(げっし)とともに匈奴(きょうど)より優勢であったが、匈奴の冒頓単于(ぼくとつぜんう)に討たれてそれに服属した。烏桓(うがん)、鮮卑(せんぴ)、契丹(きったん)はいずれもその後裔(こうえい)であるといわれる。東胡とはツングースの音訳であるとする説もあるが、これは、胡(匈奴)の東の民族という意味であるらしい。その人種について、モンゴル系を主とし、ツングース系の混じった混血種族であるという白鳥庫吉(しらとりくらきち)の説があるが、明らかではない。
[護 雅夫]
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精選版 日本国語大辞典
とうこ【東胡】
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旺文社世界史事典 三訂版
東胡
とうこ
燕 (えん) はこれを防ぐために長城を築いた。匈奴(胡)の東方に存在したところからこのように呼ばれたが,匈奴 (きようど) の冒頓単于 (ぼくとつぜんう) に討たれて衰退。のちの烏桓 (うがん) ・鮮卑 (せんぴ) はその後裔 (こうえい) といわれるが,民族・言語については不明な点が多い。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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