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枕木【まくらぎ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

枕木
まくらぎ
sleeper; tie
レールを動かないように支持し,レールの間隔を保ち,レールにかかる列車の荷重道床から路盤へと分布させ,伝える役目をもっている台木。材料はほとんど木材かコンクリートである。使用場所によって一般用の並木,橋梁用の橋枕木,ポイントなどに用いる分岐枕木の3種に分けられる。橋枕木と分岐枕木は弾力の点で木材を使うほうがよいが,並枕木は腐食の少いこと,供給資源に不安のないことでプレストレストコンクリートが木材に代って盛んに使われている。木枕木の種類はクリ,ヒバ,アカマツ,ブナ,カラマツなど。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

まくら‐ぎ【枕木】
鉄道のレールの下にに敷き並べる部材。レールを固定して軌間一定に保つとともに、鉄道車両の荷重を道床に分散させる働きをする。古くは木材が用いられたが、現在はPSコンクリート製が多い。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

まくらぎ【枕木】
鉄道線路の下に横に並べて敷く角柱状の材。レールの幅を一定に保ち、レールにかかる荷重を道床内に分散させる。以前は木材が使われたが、現在は多くコンクリート材・鉄材を用いる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

枕木
まくらぎ
sleepertie
レールを固定して軌間を一定に保持するとともに、レールから伝達される列車荷重を広く道床に分散させる働きをする軌道の構成部材。ただし、最近ではコンクリート製が多くなったため「まくらぎ」と表記することが多い。枕木にレールを固定する部材を総称してレール締結装置という。
 枕木に要求されるおもな機能と条件は、〔1〕列車荷重を支え、これを広く分散して道床に伝えるための十分な強度、〔2〕レールの位置、とくに軌間を一定に保つための取り付けやすさと保持力、〔3〕軌道に座屈抵抗力を与えること、〔4〕量産が可能で価格が安く、どこででも入手できること、〔5〕長期の使用に耐える耐久力、などである。
 枕木の分類方法には3種ある。〔1〕敷設方式によって分類すれば、横枕木、縦枕木、短枕木がある。〔2〕使用目的別では、並枕木、継目枕木、橋枕木、分岐枕木がある。〔3〕材料によって、木枕木、コンクリート枕木、特殊枕木の別がある。しかし、一般的には材料によって分類することが多い。
 木枕木は昔からもっとも広く使われてきた。弾力があり、レールを犬釘(いぬくぎ)などで簡単に取り付けることができ、価格も安い。しかし、近年、木材資源の枯渇や、耐用年数が短く交換の手間がかかることから使用が減っている。
 木枕木にかわって多く用いられているのがコンクリート枕木である。鉄筋コンクリート枕木(RC枕木)とプレストレストコンクリート枕木(PC枕木)があり、現在ではほとんどがPC枕木である。PC枕木は耐久性に優れ、重くて安定がよく道床抵抗力を確保しやすい。また、レールと枕木との間に十分な弾性をもつ軌道パッドを挟み、それに加えてフレール底部を上からばねで押さえ付ける二重弾性締結式のレール締結装置を使うことによって、軌道狂いの発生を抑制できる。
 そのほか、鉄枕木や合成枕木などの特殊枕木があるが、あまり実用化されていないのが現状である。[近藤明生]
『宮本俊光・渡辺偕年編『線路――軌道の設計管理』(1980・山海堂) ▽菅原操編『図解鉄道保線・防災用語事典』(1980・山海堂) ▽渡辺勇作著『土木施工法講座16 鉄道保線施工法』(1978・山海堂)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

まくら‐ぎ【枕木】
〘名〙 (sleeper の訳語) 鉄道で道床の表面に敷設してレールを固定するもの。レールの間隔を一定に保ち、かつ、レールに伝わる車輪からの荷重を平均して道床内に広く分散させる。〔工学字彙(1886)〕

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