●林邑楽【りんゆうがく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
林邑楽
りんゆうがく
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デジタル大辞泉
りんゆう‐がく〔リンイフ‐〕【林×邑楽】
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世界大百科事典 第2版
りんゆうがく【林邑楽】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
林邑楽
りんゆうがく
古代日本に伝わった外来音楽。林邑とは2世紀ごろ、いまのベトナム南部付近につくられたチャンパ国の中国名。インド文化の影響が強い。日本には南天竺(なんてんじく)の僧姿羅門僧正(ばらもんそうじょう)が、林邑の僧仏哲(ぶってつ)とともに唐を経て736年(天平8)に伝えたというが、実際には唐の胡楽(こがく)(外来楽)とも考えられる。752年(天平勝宝4)には大仏開眼供養会で三舞舞われ、809年(大同4)には雅楽寮に楽師が置かれるなど尊重された。その後、唐楽左舞に編入され、今日に至る。「林邑乱声(らんじょう)」のほか、林邑の八楽として『菩薩(ぼさつ)』『陪臚(ばいろ)』『抜頭(ばとう)』『迦陵頻(かりょうびん)』『胡飲酒(こんじゅ)』『蘇莫者(そまくしゃ)』『輪鼓褌脱(りんここたつ)』『剣気(けんき)褌脱』をあげるが、大槻如電(おおつきじょでん)らのように、後の3曲のかわりに『万秋楽(まんじゅうらく)』『陵王(りょうおう)』『安摩(あま)・二ノ舞(まい)』(本来は2曲であるがつねに続けて演奏)を入れる説もある。
[橋本曜子]
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精選版 日本国語大辞典
りんゆう‐がく リンイフ‥【林邑楽】

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