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枝豆【エダマメ】

デジタル大辞泉

えだ‐まめ【枝豆】
大豆を未熟なうちに茎ごと取ったもの。さやのままゆでて食べる。月見豆。 秋》「―の真白き塩に愁眉(しゅうび)ひらく/三鬼

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世界大百科事典 第2版

えだまめ【枝豆】
熟しきらぬ青いダイズを枝ごと刈りとったもの。水田あぜでつくることが多いので,〈田畦(たのくろ)豆〉とも呼ばれる。塩ゆでにしてビールや酒のつまみにするほか,すりつぶしてあえ物に使い,煮つけにもする。枝豆だけでつくる枝豆豆腐は色も美しく味もよい。18世紀の末ごろから夏になると江戸には枝豆売りの姿が見られた。大田南畝の《奴師労之(やつこだこ)》によると,明和年間(1764‐72)に隅田川下流の〈三つまた〉に中洲(なかず)(,中央区)の埋立工事を行ったさい,その人夫めあてにゆでた枝豆を売る行商人が現れてから広まったという。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

枝豆
えだまめ

ダイズの一利用形態で、未熟で莢(さや)が緑色のうちに収穫して食用にするものをいう。関東地方以北でよく利用されたが、近年では全国的に大都市を中心に消費が伸び、2001年(平成13)の作付面積は1万2400ヘクタール、出荷量は7万7500トンであった。主産地は埼玉、千葉、群馬、新潟、山形、秋田などの県。海外では、中国中部から北部で多く利用され、インド、マレーシア、インドネシアのジャワでも食用とされる。枝豆用品種としては、感温性が大で感光性が小の夏ダイズで、茎が短い早生(わせ)品種がよい。大都市の市場では、莢は鮮緑色、莢の毛は少なく白色、豆は大粒の白または緑色の品種が好まれる。しかし、地方にも独特の在来品種がある。普通、栽培はダイズ栽培と同じであるが、苗床に種子を播(ま)き、本葉2枚前後のときに定植する方法や、また早生品種を温床に播いて温室やビニルハウスで育てて早出しする促成栽培や、9月に播いて秋にビニルハウスで育て、初冬にかけて収穫する抑制栽培も多い。

[星川清親]

食品

陰暦9月13日の月を豆名月ともよび、古くから枝豆を供える習慣があった。枝豆のことを月見豆ともいう。もともとはそのころが旬(しゅん)であった。消費は夏に多いが、栽培方法の改良によって、4月ごろから12月ごろまで市場にあり、また冷凍ものが一年中出回っている。洋酒やビールのつまみによくあい、莢ごとゆでて豆を食用とするほか、莢をむいた豆をすりつぶし、砂糖と塩で調味したものは、仙台地方でじんだ和(あ)えとよび、団子やおはぎにまぶして食べる。栄養的には水分69.8%、タンパク質11.5%、脂質6.6%、炭水化物10.4%を含み、カルシウムやリンに富み、ビタミンA、Cも多い。カロリーは100グラム当り144キロカロリーである。

[星川清親]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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動植物名よみかた辞典 普及版

枝豆 (エダマメ)
植物。マメ科の一年草,園芸植物,薬用植物。ダイズの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

えだ‐まめ【枝豆】
〘名〙 まだ熟しきらない青いうちに枝ごともぎとった大豆。また、それをゆでたもの。《季・秋》
※俳諧・毛吹草(1638)六「枝大豆(エダマメ)は今宵月毛の馬草(まくさ)哉〈徳元〉」

出典:精選版 日本国語大辞典
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