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柑皮症【カンピショウ】

デジタル大辞泉

かんぴ‐しょう〔‐シヤウ〕【×柑皮症】
柑橘(かんきつ)類・カボチャトマトなどを大量摂取したとき、それに含まれるカロテン皮膚に沈着して、黄色っぽくなる状態。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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家庭医学館

かんぴしょう【柑皮症】
 ミカンニンジン、トマト、ほうれん草など、カロテン(黄色色素)を多量に含む食品を食べた後、手のひらや足のなど角質(かくしつ)が厚い部分が黄色くなるものです。
 カロテンは脂肪組織と角質に沈着する性質があるためにおこるのですが、特別の害はありません。球結膜(きゅうけつまく)(白目(しろめ))が黄色くならないことで、黄疸(おうだん)と区別できます。
 カロテン含有食品の摂取を控えれば自然に治ります。
 高脂血症の人は柑皮症がおこりやすくなるので、注意しましょう。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

かんぴしょう【柑皮症】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かんぴしょう【柑皮症】
黄色の色素を含む柑橘類・カボチャなどを多量に摂取して生じる皮膚の黄変。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

柑皮症
かんぴしょう
血中のカロチン濃度が高くなり、手掌や足底が黄色調を帯びる状態をいう。柑橘(かんきつ)類、ニンジン、トマト、ホウレンソウなど、カロチンを多く含む食物を大量摂取したときにみられる。全身が黄色になるのはまれである。子供や菜食主義者に多い。カロチンを含む食物を制限すれば治る。なお、黄疸(おうだん)とは異なり、眼球結膜は正常色である。[安藤巌夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かんぴ‐しょう ‥シャウ【柑皮症】
〘名〙 皮膚が黄色くなること。手のひら、足の裏に目だち、かゆみはない。ミカン、カボチャ、トマト、海苔などの食べすぎが原因。

出典:精選版 日本国語大辞典
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六訂版 家庭医学大全科

柑皮症
かんぴしょう
Aurantiasis cutis
(皮膚の病気)

どんな病気か

 柑橘類(かんきつるい)などに多く含まれるカロテン(ビタミンAの前駆物質)の過剰摂取により、皮膚にこの色素が沈着して黄色くなる状態です。

 カロテンは脂溶性(しようせい)なので、高脂血症があると血中カロテン値が上昇しやすくなります。肝臓でカロテンからビタミンAへの転換がうまく行われない場合も、血中カロテン値が上昇して皮膚に沈着しやすくなります。

症状の現れ方

 手指や手のひら、足の裏、鼻翼などの色調が黄色調となります。カロテンは皮膚の角質層や表皮、皮下脂紡織に沈着しやすく、厚い角質層のある手のひら、足の裏がとくに黄色くなります。症状が強いと全身の色調が黄色くなります。

検査・治療の方法

 特別な検査は必要ありません。

 特別な治療を行わなくても、カロテンの摂取量を減らすと皮膚の色調は正常にもどります。

病気に気づいたらどうする

 柑橘類、ニンジン、カボチャ、アンズ、パセリ、マンゴー、とうもろこしなど、カロテンを多く含む食品の摂取を中止あるいは減量することが大切です。多くの場合は、柑橘類の摂取を減らすだけでよくなります。

 通常は医師の診察を受ける必要はありませんが、黄疸(おうだん)でも皮膚の色調は黄色くなるので注意が必要です。黄疸があれば肝機能障害が疑われるので、医師の診察を受けます。

 柑皮症では、黄疸でみられる眼球結膜(白眼の部分)の黄変はないので、区別することができます。

堀川 達弥

出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
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